ひな人形

「ぶたに真珠」「ネコに小判」・・どちらでも構わないが、
私には『雛人形』の価値があまり判らない。
小学生の頃 私の家に７段飾りが現れたが、聞けばソレを欲しがったのは妹だったらしい。
妹は「リカちゃん人形」やら「シルバニアファミリー」など 人形で遊ぶ子供だったが、
私は買い与えた人形を１日で壊す子供だった。
「３つ子の魂 100まで・・」。
オトナになった今でも、あまり人形や貴金属類に興味も縁もない。

先日、実家に帰ったとき案の定 「あんた、初節句どうするのっ」と母に聞かれた。
私の田舎の習わしでは、（全国的にも、そうなの？）雛人形は母方の両親が買うそうだ。
私は本当に興味がないし、片付ける場所のコトを考えると正直 頭が痛い。。。
なので、「いらない。本人が理解できるようになって『欲しい』と言ったら買う。」と答えた。

ところが、である
私が仕事から戻ると、日曜で休みだった あーちゃんパパがあーちゃんを連れて雛人形を見に行き、小さい『お内裏様とお雛様セット』を買ってきていた。
「小さいし、ジャマになんないからイイじゃん。」とか「初節句だし」と言い訳している。

夜になって、あー・パパの携帯に私の父からメールがきた。
私の携帯にはメールがこないので「ぬぬっ　」と思っていたらやはり、
「怒るので、ナイショで買ってしまった・・」という内容だった。。。

そんなこんなで私の意志とは全く関係なく、あーちゃんの初節句は賑やかに揃いそうだ。

※　写真は、以前「みち子」さんからいただいたイラストを合成しました