『ありがち日記』

オタクな日々をコツコツ更新中。

バイオハザード:ザ・ファイナル

2016-12-27 | 映画

シリーズの完結編ということで、今まで見続けてきたのだから…と行ってきました。
正直、最初が一番好きだったこともあって、だんだんどうでもよくなってきてはいたのですが(こら)、
最後としてはまあまあそれなりに纏めてきたなという感じ。
ちなみに、吹替3Dの回数がやたら多くて、ちょうど良いのがそれしかなかったため、
久しぶりに吹替の映画で観てきました。

あらすじをシネマトゥデイより。
アリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、レッドクイーンから48時間後に人類が滅びると告げられる。そして、宿敵アンブレラ社が放った膨大な数のアンデッドが地上を占領。アリスはラクーンシティに戻って、生還したクレアやコバルトらと合流し、アンブレラ社の心臓部であるハイブを潰そうとするが……。

なんと、前作からだいぶ話が飛んでまして、語り部であるアリスのナレーションや、
レッドクイーンの回顧シーンにて過去のことが語られます。
そんな~って感じです。とてもドラマティックなストーリーで感動ものなのにもったいない。
でもまあ初めて観た人でもわかるだろうっていう親切心なのかもしれませんけど…
(ローグ・ワンみたいに、レッドクイーンというスピンオフ作品でも作れたんでは?)

アクションはめまぐるしく、派手派手なので飽きはしませんでしたが疲れました(^^;
もはや、アンデッドなのか何なのかわからないくらいの造形…
見た目の怖さはなくて、ドンッ!!バンッ!!っていう音でビビる系でしたかね。
こういうのは心臓に悪い。。。

様々な罠や仕掛けが出てくるのはこのシリーズならではなんですが、
いささか強引だよねっていうのもなくはない。
懐かしいものもあったけど。

ゲームでバイオハザードを楽しんだことがあって、
ハイブのところでゲームっぽく建物構造を紹介するやつ(専門用語わからなくて…)は、
ゲームを思い出して好きでしたかね~。
あと挿入音楽も一貫してこのシリーズのものは好きです。
(エンディングは別…)

キャラがいまいち引き立っていなかったですね。
アリスのための映画。アリスがやたら強くて絶対に弾丸も当たらないし、死なないの(笑)
もう少しほかのキャラを描いてほしかったなぁ~って。
日本ではローラが出演しているということで話題になっていましたが、
まあ観てみてください、そんなに期待せずに(^^;)
笑っちゃいました、思わず。

全体的に展開も読めてしまって、何だか拍子抜けしたまま気づいたら終わってしまった、
という感じでした。すみません。
強い女性の出ている映画は好きですし、ミラ・ジョヴォヴィッチも好きなんですが、
あとはストーリーとアクションのあたりで何とかしてもらえれば良かったかな?

エンディングに日本のアーティスト起用するのはやっぱり反対派です。
曲が悪いというのではなく、映画の世界観をもう少し味わいたい者にとっては、
そのままオリジナルがいいなというだけのことです。

冬休みに入ったということもあって、中高生、特に男子のグループが多かったです。
彼らは観終わった後に、あーだこーだと感想を言い合って楽しそうでした。
まあそういう姿を見られただけでも良しとしようかな。
こうやって映画を楽しむ人口が増えてくれればありがたいので。 

コメント
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