やられたー!
っていうのが第一の感想。なぜ公開すぐに行かなかったのかしら?と後悔しているくらい。
ディズニーだし、可愛らしい動物たちのキャラクターだし、
完全に子ども向け映画だからと思い込んでいた私が間違い。
地元映画館では2D吹替えしかやっていなかったので、仕方ないけどそちらで…
(結果、吹替えでも収穫があったので良かったんだけどねw)
あらすじをシネマトゥデイさんより:
ハイテクな文明を誇るズートピアには、さまざまな動物が共存している。そんな平和な楽園で、ウサギの新米警官ジュディは夢を信じる一方、キツネの詐欺師ニックは夢を忘れてしまっていた。そんな彼らが、共にズートピアに隠された事件を追うことになり……。
田舎に住むウサギのジュディは、都会のズートピアで警察官になる夢を持っている。
世間知らずで、ズートピアに行けば草食動物も肉食動物も関係なく、
夢を実現できる場所だと信じ切っているところから始まる。
しかし両親は地元でにんじん農家をして売るほうが良いよ、夢なんて実現しないよ、
と初っ端から子どもたちのキラキラした夢をぶち壊しに来ているというね!
というわけで、小さなお子様には向いてないかもな…っていう(^_^;)
もうこの設定、人間社会にまんま当てはまるのですよね。
世間知らずで都会に憧れる若者。
ズートピアでは、やっぱり上手くいかない。
大きな事件をまかせてもらえるわけでもなく。
草食動物と肉食動物が共存しているとはいえ、何となく格差はあるし、
動物によっては差別されていたりと、思い描いていた理想と現実との違いにも悩む。
でも、あるきっかけから、詐欺師であるキツネのニックとともに、
ズートピア全体を揺るがしかねない大事件を追っていく…。
とても重く複雑なテーマを扱っているにも関わらず、
キャラクターを動物にすることでイメージしやすく、
しかもそこはやっぱりディズニーなのでちゃんと落とし込むところは明るい未来。
キャラクターについてさらに言うと、とても魅力にあふれている。
動きがとにかく活き活きしてる!
ジュディ(ウサギ)のぴょんぴょんと跳ねまわるくらいのすばしっこい動作と
ナマケモノのスローな動作との対比が一番面白いと思って。
あのシーンはかなり笑えたな~^^
観て良かった!
字幕版のキャストには、イドリス・エルバやJ・K・シモンズの名前が見えたので、
こちらも気になるところだけど、地元では残念ながら観られない。
吹替えでは上戸彩ちゃんが頑張ってたし、ニックの森川さんが安定のカッコよさw
イケメンならぬイケキツネ。
もし気になっている方がいたら、劇場でやっているうちに、ぜひ。