TIFFレポ その2

おつかれさまでーす
TIFFは無事閉幕いたしました。よかったよかった♪
さて受賞作一覧です。

東京サクラグランプリ
「迷子の警察音楽隊」（エラン・コリリン監督）

審査委員特別賞
「思い出の西幹道（仮題）」（リー・チーシアン監督）

最優秀監督賞
ピーター・ハウイット監督「デンジャラス・パーキング」

最優秀女優賞
シェファリ・シャー「ガンジー、わが父」

最優秀男優賞
ダミアン・ウル「トリック」

最優秀芸術貢献賞
「ワルツ」（サルバトーレ・マイラ監督）

観客賞
「リーロイ！」（アルミン・フォルカース監督）

となりました。
そっか、「リーロイ！」はホント会場の空気が良かったですもの。
私はツボから外れたのですが、納得。
「迷子の警察音楽隊」は12月公開予定です。

今日のクロージング・セレモニーは舞台裏にクルー全員が待機していました。
45分ほど待っていて、正直暗くて眠くて仕方なかったです（苦笑）
でも最後には全員で壇上に上がらせてもらいました♪
眠かったのでテンション上がるかしら？って思っていたのですが、いざ舞台に上がるととっても楽しかったのでした。お客さんがわ～～！！っていて。
「ワルツ」の女優さん（マリーナ・ロッコさん）が気付いたら真後ろにいて目が合いました。とてもキレイでした。
会期中は色んな国の俳優さん、監督さんにもたくさん会えました。
ケータリングって言って舞台挨拶の前の部屋でお茶出しとかもしたのですが、ちょいと態度が悪い女優さんなんかもいましたよ（笑

お仕事は暇だったり大変だったりと、とってもムラがあったのですが充実した日々が過ごせてとても良かったです。
クルーの皆さんも年齢性別問わず皆さん映画好きの方ばかりで、話していて楽しかったです♪
ただやっぱり心残りなのは映画が観れなかったことです。
観たいものがたくさんあったのですが、シフトがっつりと学校ちょこっと（？！）あったんでなかなか思うとおりに行かず。
一番観たかった「潜水服は蝶の夢を見る」を見逃したのは心残り。
あとはアジアの風とかコンペでも未公開作品があるので、そちらでもみたいのがあったので観れずで残念でした。
でも今年は記念年ってことで配給付いている作品が多いみたいなので、どこかでお目にかかれるかも。

今回参加している中で大学生が非常に多かったですが（みんないい学校の子なのね。東大もいましたよ。）4年を除き、その多くが映画関係の仕事に就きたい、もしくは今そういう関係の専門に行ってる子が多かったです。
社会人でも専門に通っている人が多くいました。
でも現実は配給会社は新卒じゃほぼムリとのこと。
転職という手が一番入りやすいとのこと。とにかく難しいみたいです。
私も「そういう仕事したいの？」と聞かれましたが、答えは「ノー」でした。
ムリってのもあるんですけど、私はやっぱり観ている側のほうが好きなんだなって感じたんですよね。
もちろん映画関係の仕事だってたくさん観れるだろうし、すごくやりがいがありそう！って思います。大学はいる前まではそういうお仕事しないなと思っていたのですが、最近はちょっと変わってきました。
私は一線引いて客でいたいなとなぜか思いました。
お金払って自分の観たいのだけ観るってので。今回、全く全然仕事の種類や内容はは違うにせよ、裏方をやってそう思いました。
とても楽しかったのですが、来年またやるかは微妙です。

3年に就活のことを聞くとまずため息が返ってきます。
私も来年なってるのかしら？？すごく不安です（笑）と様々なことを考えたり感じたり、またまた色んな人に会えたとても楽しい1週間でした