『エル・アルコン―鷹―』『レビュー・オルキス―蘭の星―』

初めてのタカラヅカ♪に行ってきました。
テレビでは何度も見たことはあったものの、何となく一人で行くのが寂しくて(笑）
友達を探してたんですけど見つからず、仕方なしにママと行ってきました。
ママは昔はかなり行ってたらしいけど、今回は20年ぶりくらい（笑
観劇するならコスチューム劇がいいんじゃないか？ということになり、今回の作品を観にいきました。

ミュージカルは青池保子さんの漫画が原作です。
16世紀後半のヨーロッパの海を舞台に、スペイン、イギリス、フランスがそれぞれの国を賭けて戦います。
ストーリーは原作を見ていないとわからないかなーなんて思っていたんですけど、そんなこともなく一安心。
初っ端から「タカラヅカ」って感じで魅せてくれました。
「エールアルコン、エールアルコン♪」でもう顔が「うわ～～～」って確実になっていました。
目がキラキラ～煌びやかな世界は大好きだー
とにかく話を進めなきゃーって感じで、とんとん進んでいくので余韻とかそんなものはないに等しいのです。
しかもツっこみたいところはいっぱい（笑
でもそれはそれでいいかなってか、もうどーでもいいくらい子の世界が好きでした。
衣装やセット、あとはバックの映像で海や火を表現していたので、目でも楽しむことが出来ました。

現在の星組のトップである安蘭けいさんが主役であるティリアンなのですが、ステキでした
ものすごい策士で悪役なのですが、どうにも憎みきれないティリアンを魅力たっぷりに演じていました。
声にとても伸びがあって低すぎず好みな歌声です。
立ち振る舞いも凛としていて、立っているだけでステキでした。
衣装もかなり着替えていたんですけど、とても似合っていました。
相手役のギルダ役は遠野あすかさんです。
すごく勝気な女性で、女海賊たちを率いてドレス姿で剣を振り回す姿がとっても好きでした。でも時折とても女性らしくて。
ただ歌声があまり好みではありませんでした。
役柄上低めに出しているんでしょうけど、どうにも全体的に声が安定してないように感じました。
あとのキャストの方は特に印象に残る人はいなかったのが残念。
どこか存在感が薄かった気がしましたし、どうにも歌声が好きになれない人が多かったです。
でもその中で、めっちゃきゃぴきゃぴお嬢さんジュリエット役のの稀鳥まりやさんは、とっても可愛らしくってとってもよかったです。
それでも全体的には楽しめて、個人的にはお気に入りでございます
これはもう一度観たいくらい！


レビューは蘭をテーマにタンゴで魅せてくれました。
すごく大人っぽいショーに仕上がっていました。
目を楽しませてくれる色彩豊かなシーンが印象的でしたが、少し単調なので眠くなりかけました。
音楽も派手というよりかは大人しめに。
個人的にはやっぱりもっと華やかな方が好みです。
でもラインダンスが見れただけで幸せです（笑
でもでも、真ん中の方の足が上がってなかったのが気になりました（笑
私の知識が足りないせいか、ダンスを見ていても特別上手いと感じる人はいませんでした。
ただやっぱり安蘭さんの歌声は好き
今思い返せばちょっと印象に残っていない部分が多いので、次はもっと派手なのが観たい。


というわけなので、東京宝塚劇場にて次の演目の雪組の作品もチケット取っちゃいました
とりあえず今年はこの劇場でされる好演を全組見ることを目標にします！