舞妓 Haaaan!!!

ありえない、あなたのテンション～♪
ハイテンションって言うかもうその辺も超えてる気がします。

とにかく面白かったです♪
初っ端からとにかく色んな笑いがちりばめられた、笑いっぱなしの２時間でした。
会場も（監督さんがいらから？）かなり笑い声でいっぱいになっていました。
映画として観ると面白かったって印象しか残らなかったんですけどでもこういう映画はそういう見方が一番正しいと思うのでよいのです。
これだけ冒頭から色んなことをやっていると、途中でグダグダになったり、最後に収拾付かなくて無理矢理終了～みたいになることを心配していたんですけど、そんなこともなくて割と上手くまとめられていたと思います。
テンポもよかったからか、笑いがくどくなかったです。
でもきみちゃんの張り合い方にはちょっとやりすぎかな～って思ったりも。
まぁ、眠っていた才能が出てきただけですからね（笑
あと２時間はちょっと長いかななんて思いましたが。
そんなことを気にするだけ無駄かなって♪
京都の街並みや小路、舞妓さん芸妓さんの着物もステキ。
なぜか急に始まるミュージカルは、監督が次にミュージカルを撮りたいから入れてみたらしいです（笑
ちょっと浮いてたかな？（苦笑
でも、とにかく何も考えずに観ているだけで楽しめるので、この映画が持つ楽しそう～♪な雰囲気に身を任せて楽しむことが大切です。
「あほや～」って思いながら♪

んで、この映画とにかく俳優さんたちがよかったです。
もうありえないテンションで動き回っている阿部サダヲ。
この映画を思いっきり引っ張っていってます。うざいほどに（笑
制服着たりパンツで走り回ったり・・・。
にしてもあの声がすごいです。舞台とかでもまんまあのテンションなのかしら？
彼以外に考えられないキャラクターです。
そして阿部サダが対抗心を燃やすのが堤さん。
堤さん普段インタビューとかでは関西弁をしゃべってるけど、映画とかで聞いたことなかったからなんかよかったな～♪なんかとにかく楽しそう！
このひともきみちゃんに劣らず変な人です（笑）でもステキ。
生瀬さんは、なぜハゲキャラになったんだろう？やっぱり矢部さんの影響かしら？
でも最後には髪の毛生えていました♪（笑
柴崎コウって舞妓姿が似合わなさそーなんて映画を観るまで思っていて（実際監督さんも撮る前までそう思ってたみたい）心配していたんですけどやっぱりキレイでした。
ちょっとキツネっぽいけどでも可愛いかったです。
でも駒子ちゃんの可愛さには勝てない！
誰だろー？って思ってたら小出早織さん？
「時効警察」の定食屋のオバちゃんの娘さんでした。
白塗りするとすご～～く可愛くなります！しっかりした反面に残るちょっと幼い感じがすごくよかったです。
にしてもクドカンってやっぱりすごいわ♪自分の世界をしっかり持っているんでしょうね。
クドカン脚本では「IWGP」と「ピンポン」が好き～。