プレステージ

結末はしゃべっていけません。
もちろんしゃべりません。

バラバラのパズルがどんどんはまっていく感覚でした。
最初が唐突すぎて誰が誰だかわかんなくなってしまったり、ストーリーがあっちこっち飛ぶのでこれは未来のことか過去のことか・・・。
それで混乱して・・・あれれ？やっちゃった？って感じで少し心配になりました。
これからどうなっていくんだろう？と少しずつパズルを組み合わせて、必死気味に観賞です。
手品を題材にしているのに華やかさはちょっとで、全体に漂う雰囲気はちょっとダーク。
手品自体も派手なものではなくて裏を見せられれば、あらそんなものなの？って感じるほどのもの。
んでも手品ってすごいですよね！最近流行ってる？
でも私は絶対に見抜けないので初っ端から解明することはあきらめていたんですけど、やっぱり裏側は知らない方がいいみたいです。
そしていがみ合う二人のマジシャンのお互いの復讐劇が面白いんですけど、酷いの（苦笑
やったりやり返したりの連続なのです。
どちらもいかに相手を陥れるかに必死になってます。
まずそもそもの二人の始まりが暗いのですが・・・。
後半にはいってからかな、断片のみが色々つながっていたパズルが一つずつスラスラはまっていく！って感覚でした。
次はこうなるのかな、あぁ～やっぱり、でも次はそうなるの？！みたいな。
んでもホントのラストはあぁーなるほど、そう持ってきたのねっての反面えぇーでもさぁって感じなのです。
ストーリーから言って無理しているわけではないんですけど正直イリュージョン関係ないし。
最後まで引きつけられたことには変わらないのですが、このラストをすっきり受け入れられるかどうかでだいぶ印象が変わりそうです。
はっきり騙された！とは思わずあぁーとちょっと冷めた目線で観てしまいました。
納得はできるんですけど腑に落ちないです。う～ん。。。

主演はヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベール。
見分けるのに時間がかかったのは私だけ？
そしてスカちゃん♪は今回もステキでした。
彼女はやっぱりこういう衣装が似合う～～！から羨ましい。
マジシャン映画といえば、フランス行ったとき飛行機の中でエドワート・ノートン主演の「The Illusionist」って映画を観たのですがそっちの方が面白かったな♪
あれ、公開しないのかな？