リトル・ミス・サンシャイン ～東京国際映画祭～

コンペティション作品
すでに知っている方もいると思うのであらすじは省き！

こういう映画すんごく好き！！大好き！！もう愛しくなる！！！
すごく楽しくって心地よい映画でした。
見ていて思わずくすりと笑ってしまって自然と見ているうちに笑顔になってしまうんですね。
バラバラの家族をつなぎ合わせていくロードムービー。
当のご本人達はかなり頑張っているんだけど空回りしちゃってる。
ここまでの人生ずっとそうだったんだろうなとか思ってしまいました（笑
家族はこの旅＆オンボロバスを通して完璧にはなれないけどお互いに少しだけ近くなります。
その旅の中では一人一人「何か」が終わります。
それは人生だったり将来だったり恋人とだったり・・・でも最後にはまた何かが始まり希望が持てる。
いつも希望でいっぱいとは言えないけど家族と一緒だったらどうにかなりそうって思えます。だって家族だもん！
ドタバタとしているけど決してオーバーではなくその家族を見つめる視線はとても温かいんですね。だから無理なくすごくさらりと家族っていいなって思わせてくれました。
かなり好きな映画でした。

そして一人一人の登場人物が一癖も二癖もありそれでもみんなが愛しくて仕方ない人たちです。
特に私は兄ちゃんがお気に入り♪ってか雰囲気がホントいい。
彼もまた終わってしまったものがあったけど自分の気持を吐露して始まるものがあったと思います。
だってあの後の彼はやっと人生が動き始めたって感じでしたからね。
もちろんオリーヴもかなりのカワイさ＆上手さ！
子供らしいカワイさとしっかりした考えの持ち主。
オリーヴのダンスは観ているこっちも何か恥ずかしくてドキドキしてしまいそれでもなぜか可愛くて応援せずにいられなかったです！
ダンスをみんなで踊るシーンは大好き。
もうね、家族！って感じがもろに出てて温かく何だか嬉しくて♪
逆に他の子達は滑稽で見ていられなかったです。
負けてもお腹が出ていてもきらきら輝いていたあなたが一番よ♪

映画祭では
最優秀監督賞　ジョナサン・デイトン＆ヴァレリー・ファリス
最優秀主演女優賞　アビゲイル・ブレスリン
観客賞
を獲りました。超納得！
という訳で公開されたら是非見てくださいね！