光触媒なのに紫外線不要！？

このブース？imaのブランドは知らなかった。
それもその筈、昨年６月に発足したばかり。imaをかたちに
岐阜県瑞穂市にある１９５６年創業、パールマネキンの新ブランドです。

久しぶりに後藤社長との話が弾みました。

お昼から参加したのが光触媒工業会（PIAJ）セミナー「光触媒の魅力と最新技術動向」です。

特別講演「高感度可視光型光触媒の開発と実用化展望」　
宮内 雅浩 氏 (東京工業大学 准教授)

これまでの常識、日本発信の技術、光触媒＝酸化チタンでしたが、太陽光に含まれる紫外線領域にしか励起されず、屋内では裸の蛍光灯下1000分の1の紫外線量では効果が期待できませんでした。
そこで5年前NEDOのプロジェクトが立ち上がり昨年成果を得ることが出来ました。
2月には安倍総理に可視光型光触媒の技術が飛躍的に進展したことを伝え日本の戦略的技術と位置付けられることでしょう。

驚くべきは、抗菌効果のみならず抗ウイルス効果です。

元々多剤耐性菌を生み出さないメカニズムなので安全性が確保された技術です。

今後室内の白熱灯やLED灯には紫外線が含まれないので、可視光型光触媒が脚光を浴びるわけですが

その光さえも必要としない銅Ⅰ価イオンドープ型まで発見されたのです。
あとはコストと意匠性が課題ですね。