正月以降、全国的な電力不足が指摘されている。
万が一の停電に備え、カセットガス缶が使えるガスストーブを年末に購入した。
夕方使用したところ、室温が１℃上昇、ガス缶一本の燃焼時間は２時間３０分だった。
この時期、夕方から夜間にかけて、暖房なければ、気温が３℃くらいは下がる傾向にある。
つまり、このガスストーブの温度上昇は実質４℃だったと推定される。
ちなみに、ガス缶一本、二百円弱。
この冬、中国では、石炭不足のために、北京や上海などの大都市で長期間の停電が続いているそうだ。万が一のための安心のために、カセットストーブ購入し備えておく価値はあると考えるのである。
今年は例年よりも寒く、１月の電気代が５万くらいになったため、断熱効果ありそうな素材をホームセンターで見つけ、早速、北側のサッシから試してみた。
サッシ内枠の構造から四つの施工ケースがあることを発見した。
・サッシのガラス部分のサイズで切断し、枠に嵌めこむか両面テープで接合する方法
・サッシの内枠一杯のサイズで切断し、枠に嵌めこむか両面テープで接合する方法
・サッシ内部のデコボコな構造を活用し、嵌めこむかテープで接合する方法
・サッシについている網戸の溝に嵌めこむ方法
ただし、プラダンが撓みやすい素材であることを考慮する必要がある。
とりあえず、施工事例は以下。
洋間のサッシに嵌めこんだケース（外側は押え）
洋間のサッシに嵌めこんだケース
トイレのサッシに嵌めこんだケース（外側は押え）
構造的には、テープを極力使用せず、メカニカルシールみたいなイメージ。
玄関ドアの内側、玄関室のサッシ、トイレのサッシ、納戸のサッシ、階段のサッシ、子供部屋のサッシなど、施工した。
オール電化なので、電気代の削減にはなりそうな感じである。
ネット情報から、参考となりそうな施工情報を紹介させていただく。
入門編。
プチプチより見た目が良い！プラダンで窓ガラスを断熱DIYしよう。安くて簡単・効果抜群！
https://99diy.tokyo/plasticsboard_thermal_insulation/
寒さ対策にオススメ！薄くてシンプルなプラダンが意外な断熱効果を発揮
https://limia.jp/idea/160197/
応用編。
突然の高断熱化DIY 「プラダン内窓」の効果に驚く
https://a-schiebe.hatenablog.com/entry/2021/01/02/235104
プラスチックダンボールの価格は１８０cm×９０cmで大体７００円。色は、クリア（透明）、ナチュラル（半透明）、白、グレーなどがある。最も寒い部屋をグレー、北側のサッシをナチュラル、他はクリアとした。
カッターは工作用の大き目のカッター。刃先は劣化したと思ったら即取り換え。
１mくらいのアルミの物差し、A2以上のカッターマットは必須。
今年は豪雪の冬となることが確定的。
自然ガイド「藻岩山 円山」という本に、冬に活動する動物の、雪中足跡の頁がある。
足跡だけで見分けがつかない動物が結構ある。
そもそも、鹿、キタキツネ、ネズミ、テンくらいしか見かけたことがない。
この本は、自然観察ガイドブックと位置づけられているが、中身的には、自然科学学者レベルの現地調査結果としてまとめられている。
平易に書かれているが、内容は濃い。札幌の自然を愛する、大人向けの本である。
