旅と山を愛する花咲爺日記

歴史ある街、素晴らしい自然を旅し、高山植物、公園や街路の花壇に可憐に咲く花を、ブログにて記録することにしました。

植物ゴミの輸送方法

2023-10-05 06:26:33 | ガーデニング 園芸用品・ノウハウ

夏場は月に1日、植物ゴミの収集日がある。夏場半年間、毎月45Lポリ袋で大体15袋植物ゴミが発生、ゴミステーションまで持ち運ぶか車で輸送してきた。

しかし、両方とも難点がある。
両手に持って、100メートル以上の距離を運ぶのは腰に負担がかかる。
車で運ぶには、都度後部座席を倒し、ブルーシートを敷き、輸送後は清掃するが、手間がかかるのと社内が生ごみ臭くなる問題がある。

第3の方法がないか調べたところ、キャンプ場でキャンプ用品を運ぶカートが植物ゴミ輸送に適していることがわかった。値段的には1万円ちょっとするが、10年くらい先に車を手放した後、植物ゴミのゴミステーションに両手で持っていくことはしたくないため、今回購入を決断した。

1回に運べる量であるが、カートのカバー等取り外し、両側、前方、後方に衝立みたいなものを立てると45Lゴミ袋を最大8個くらい輸送できる。今回は15袋を2回に分けてカートを引き輸送してみて問題はなかった。ただ、歩道がデコボコ状態で傾斜がきついため、車道で運んだ方がいいことが判明したため、今後は輸送時間を車両通行が少ない時刻(午前五時頃)とすることにした。

キャンプ用カートは、アマゾンで購入した。

当面キャンプ用に使う予定はないので、ブランド品である必要はなく、頑丈、耐荷重100キロ、大型タイヤ仕様ものをお薦めしたい。

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フロックスのジンクス

2022-10-12 09:55:24 | ガーデニング 園芸用品・ノウハウ

赤・白・ピンクのフロックスを十数年扱ってみて、色別特性でわかったことがある。

・開花順序

赤→白→ピンクの順。
毎年、この順序は変わらない。

・耐暑性、耐乾性

白>赤>ピンクの順。白は最も強壮。
ピンクは半日陰の環境でないと開花しにくい。また、ピンクは水切れすると茎が黄色に変色する傾向がある。開花前に茎が変色した株はまず開花しない。

 

・開花するのに必要な株数

赤や白は、小さめの株でない限り、一株単位でも状況次第で開花する。


が、ピンクは数株まとまって成長した株とならない限り、開花しない。数株成長した株があった状態で2株程度が開花するような感じである。

赤や白は扱いやすいが(一株単位での株分けしても半日陰での移植なら問題ない)、ピンクは株分けの際に一株単位に分離しないこと、移植場所は半日陰とするなど、慎重に扱う必要がある。

・街路の花壇への適性

白は旱魃状態とならない限り大丈夫。

赤は水遣りが欠かせない。
ピンクは日陰を創ってやる必要がある。日当たりの良い花壇の場合、ピンクは電柱の陰あたりが最適。

・雑草耐性

白>ピンク>赤の順。赤の茎が細いため。

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1万円でできる木製ブドウ棚(パーツ編)

2022-04-07 14:40:31 | ガーデニング 園芸用品・ノウハウ

かれこれ20年以上、木製ブドウ棚でブドウを育てている。剪定は自分で言うのもなんだが滅茶苦茶。肥料をやったことはほとんどないが、毎年のように実をつけてくれる。孫や親戚にも美味しいと言われるようになった。

構造上の主要材料は、焼き丸太(直径6cm、長さ180cm)、2×4の木材、1×4の木材。基礎はフェンス基礎用コンクリートブロックあるいは、普通のコンクリートブロックを使用。

https://item.rakuten.co.jp/hirano-block/10000000/

設備上の課題は4つあった。
①パーツの使いまわしがきく、木製ブドウ棚を維持すること
②地中部の焼き丸太の腐食の影響を最小限にすること
③台風による強風、地震の揺れに強いこと
④積雪による部材の撓みが少なくて済むこと

①は、何かのついでに手に入れた資材、再利用可能な資材が使えることである。焼き丸太、2×4の木材、1×4の木材、コンクリートブロックはニーズにマッチしている。

②は、腐食が進むと5年に一度は焼き丸太を交換しなくてはならなくなる。腐食した部分を切って、ブドウ棚の地上高を維持する簡易基礎(束石ではない)をイメージした。これまでは、フェンス用コンクリートのブロックの中空のもの、焼き丸太外周部に塩ビ管を挿入するなどの対策で腐食の進行を遅らせる方法を選択している。

③は、支柱を4本とせず、6本とすることで、支柱が1、2本が傾いたりしても棚全体を維持しやすくした。焼き丸太と2×4の木材の接合部分は、根太受け金物、平板を活用した。
天井部の接合は、アングルを使用予定。


https://www.takumi-probook.jp/products/detail.php?product_id=4420334&parents_code=442-0334


一般的には、2×4の部材接合にシンプソン金具が使われるが、リジットにすればするほど部材が損壊しやすくなる。やや隙間ある程度で十分と思う。

④以前は、2×4、1×4とも面積の広い面を上に向けて設置したが、平面図上の面積が増えれば増えるほどそこに雪が積もりやすくなり、融雪期は雪の重みでの木材が撓んでしまう。そこで、面積が少ない木材の側面部分を上にすることで(平面図上の面積を最小限とし)、補強用建築金物としてアングルを使用した。なお、側面部分を上に向けることにより棚の天井部の地上高が12cm高くなった。これにより雪に埋もれにくくなった。

 

コスト的には、木材費用で、焼き丸太6本(5000円)、2×4の木材3本(1800円)、1×4の木材3本(1200円)併せて、8000円くらいになる。以前は5000円くらいで済んでいた。
建築金物は、ホームセンターの2×4金物コーナーで探せば、高いものでせいぜい1個300円前後。安いもので100円未満のものがある。金物にはそんなに金をかける必要はない。3000円もあればおつりがきそうだ。

今回基礎で使用する、コンクリートブロックは過去に使用した木製フェンス基礎の流用品。コンクリート工場渡しで一個800円だった。セメント使用しなければ何度も流用できるのである。

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庭のマーキング

2022-01-06 07:16:21 | ガーデニング 園芸用品・ノウハウ

園芸店、ホームセンターでは、庭のどこに何を植えたのか、庭のその場所に植えてある品種を特定する手段として、白いプラスチックのネーム用プレートが売られている。が、どの範囲まで植えているのか、このプレートで特定するのは現実的ではない。

経験的にやっていることなのであるが、冬囲いに使う根曲がり竹を20cmくらいにカットしたもの(円柱状の形状)、それをさらに半割したもの、二種類を用意することで、植栽管理(以降、「マーキング」という)するようにしている。

作業手順はいたって簡単。

・根曲がり竹は、何年も冬囲いしてボロボロになりつつあるものを選び、ノコギリで20cmくらいの長さに切断
・半割作業とは、竹の割れ目が目立ってきたものを選んでバールでこじ開ける作業

 

マーキングは、球根、宿根別に区分して実施。

便宜上、球根は、円柱状の竹4本を、植えてある四隅に植えこむ。
宿根の場合は、半割した竹4本を、R部の中心が植えてある四隅の中心に一致するように植えこむ。

 

こうすれば、雪解け時に、どれか1本破損しても、植えてあるものを踏むなど、開花を阻害することはない。あるいは、雪解け時等、根腐れでの宿根消失が発見しやすくなる。

 

画像は昨年7月上旬の庭の風景。


小株の花の苗を中心に四隅に竹でマーキングしているが、画像では、伸びた宿根の陰となり、あまり目立たない。

本来は、庭の配置図を作成すべきなのだが、図面作成するより先に、感覚的な判断で植え替え、補充することが多いため、この方法なら、多少記憶がはっきりしない場合でも、間違うことはない気がしているところである。

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芝生の管理 どれだけ手間をかけるか?

2021-11-11 13:01:45 | ガーデニング 園芸用品・ノウハウ

今年は、少雨と猛暑が重なり、庭の芝生が枯れそうになり、屋外の散水栓が水漏れで使えない中、お盆の前後、家の洗面所でバケツに水を汲み柄杓で芝生に水撒きをする事態となった。
幸い、芝は枯れずに済んだ。

 

こういう経緯があり、芝生の管理の仕方について調べることを思い立った。
花の本は多いが、芝生の本となると極端に少ない。
「一年中美しい 家庭で楽しむ 芝生づくり 12か月」(武井和久)を読んでみた。

我が庭の芝は、おそらく寒地型芝で年間を通じてこまめな管理が必要と書いてある。分類上は観賞用であることも理解した。


さらに、雑草対策については、「芝生が健全で密な状態にあると、雑草はあまり生えてきません。刈り込みや水やりなど一連の管理作業を適切に行い、雑草の入るすきまのない密な芝生をつくることが、最善の雑草対策です」とある。

確かにそのとおりと思う。しかし、これ以上作業量は増やしたくない。

管理実態を説明しておきたい。

毎年、巻いた張芝を購入している。今年は二巻購入した。

例年実施している作業は次の通り。

・雪解け直後にエアレーションを実施
・雑草が目立つところの芝を毎年張り替える
・草取りは、春から初夏まで
・夏場の水撒き(猛暑対策)
・芝高さが数cmくらいで芝刈りを実施(年間芝刈り回数は7回くらい?)

これ以上の手のかかることはあまりしない。
目先あまり作業量が増えない範囲で芝はなんとか良くしたい。虫の良い話なのである。

 

読んでみて、参考となった事項がかなりあった。

・日当たりがよい場所に芝を植える(当たり前の話)
・排水を考えた傾斜が必要
・土は砂80%くらい(粘土質20%?)
・ケンタッキーブルーグラスの場合の刈り高さは25~30ミリ
・目土は均等高さとなるようにタケボウキでならす
・プランターで自家製ソッドをつくる(芝の張替の補充)
・雑草取りは、除草フォークなどでの手取りが基本
・未分解の有機物、落ち葉等を放置しない
・夏場は刈り高を低くしてはいけない(芝が弱る)
・夏場の散水は昼間を避ける(散水ホース内に残った水の散布は避ける)
・刈り高を細かく調整できる芝刈り機がベスト
・夏場の目土は不可(芝の土が高温になりやすい)
・何日も芝生を放置してはいけない
・芝の下地の土は厚さ20cm必要
・雑草取りは春と秋
・肥料をやり過ぎると雑草の養分となりかねない時期がある
・芝刈り機が使えない場所は刈り込みハサミにより芝刈りを行う

作業量はあまり増やしたくはないが、芝に良いことはやりたい。来年どうすべきか冬の間悩み続けそうな気がしている。

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