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キングダム・オブ・ヘブン

2009-12-14 00:07:11 | ★★★★★☆☆☆☆☆
監督 リドリー・スコット
キャスト オーランド・ブルーム、エヴァ・グリーン、リーアム・ニーソン、ジェレミー・アイアンズ、ニコライ・コスター=ワルドウ、マートン・ソーカス、ジョン・フィンチ、ブレンダン・グリーソン
2005年 アメリカ、ドイツ、イギリス
ジャンル:ドラマ、歴史、ロマンス

【あらすじ】
12世紀フランス。鍛冶屋の青年バリアンは妻子を失い生きる望みも失いつつあった。ある時、そんな彼の前に十字軍の騎士ゴッドフリーが現われ、自分が実の父親であるとバリアンに打ち明ける。勇敢で高潔なゴッドフリーは、本当の騎士道とは何かをバリアンに示し、聖地エルサレムへの旅へとバリアンをいざなう。数々の苦難を乗り越え、騎士として成長していくバリアンは、<キングダム・オブ・ヘブン=天国の王国>を作りたいという父の理想を受け継ぐ。

【感想】
歴史もので兵士達の戦いを描いた映画としてはオーソドックスなタイプですが、リドリー・スコットが監督だけに物足りないという気分になってしまう。

気になったのは物語の説明がかなりいい加減である点。特にオープニングで母親が殺されたという説明の後、いきなり父親が現れる場面はあまりに唐突。もう少し話の前後をきっちり説明してもらわないと困惑してしまう。最低でも主人公バリアンがどのような環境で育てられたのかくらいは描いて欲しかった。(多分、編集でカットされたと言った方が正解なのでしょう)

またこのために主人公バリアンがなぜエルサレムのために自分の命をかけてまで戦う必要があったのかが十分に伝わってこなかったです。これでは感情移入しづらくなる。この部分は映画の中で最も大切な箇所なのではないかと思うのですが・・・。

この映画の魅力が乏しいのはこの部分に尽きると思います。それ以外は問題ないです。映像はさすがに美しかった。

お薦め度:★★★★★☆☆☆☆☆

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