監督 ガス・ヴァン・サント
キャスト ヴィンス・ヴォーン、アン・ヘッシュ、ジュリアン・ムーア、ヴィゴ・モーテンセン、ウィリアム・H・メイシー、ロバート・フォスター、リタ・ウィルソン
1998年 アメリカ
ジャンル:サスペンス、リメイク
【あらすじ】
大金を横領したマリオン・クレイン(アン・ヘッシュ)は、逃走の途中でノーマン・ベイツ(ヴィンス・ヴォーン)の経営するモーテルにもぐりこんだ。だがノーマンは危険な男。彼のもとに訪れた者は、彼の“母親”に手にかかり、恐ろしい運命をたどっていたのだ。そしてマリオンは次なる犠牲者となった・・・。彼女の失踪に疑問を抱いた妹(ジュリアン・ムーア)と私立探偵(ウィリアム・H・メイシー)は、さっそく調査に乗り出す。2人はやがて想像を絶する事実を知るのだった・・・。
【感想】
ここまで何のひねりや工夫のないリメイク作品は他に見当たりません。そのまんまです。
オープニングにてスタッフロールの映像と音楽が1960年版と全く同じ段階でとても嫌な予感がしたのですが、以降、台詞や音楽、カメラアングルまでほとんど同じでした。違っていたのは、インフレを考慮してのことかマリオンが横領した金額が4万ドルから40万ドルになったのと、モーテルにてマリオンが着替えているのを覗く時のノーマンの行動くらいではないでしょうか。(他にも新しいカットがいくつか挿入されたそうですが気がつきませんでした。)
役者についても、マリオン役は軽く感じられジャネット・リーに遠く及ばない印象ですし、ノーマン役にいたっては普通にいそうな人で危険な臭いがしません。ジュリアン・ムーアは完全に浮いていました。
「ヒッチコックの名作映画をカラー化したもの」という人がいますが、それは嘘ではないにしても、ヒッチコックに対してあまりに失礼だと思います。
本家を知らない人に「サイコ」はつまらない映画だとは思って欲しくはありません。
お薦め度:★★☆☆☆☆☆☆☆☆
キャスト ヴィンス・ヴォーン、アン・ヘッシュ、ジュリアン・ムーア、ヴィゴ・モーテンセン、ウィリアム・H・メイシー、ロバート・フォスター、リタ・ウィルソン
1998年 アメリカ
ジャンル:サスペンス、リメイク
【あらすじ】
大金を横領したマリオン・クレイン(アン・ヘッシュ)は、逃走の途中でノーマン・ベイツ(ヴィンス・ヴォーン)の経営するモーテルにもぐりこんだ。だがノーマンは危険な男。彼のもとに訪れた者は、彼の“母親”に手にかかり、恐ろしい運命をたどっていたのだ。そしてマリオンは次なる犠牲者となった・・・。彼女の失踪に疑問を抱いた妹(ジュリアン・ムーア)と私立探偵(ウィリアム・H・メイシー)は、さっそく調査に乗り出す。2人はやがて想像を絶する事実を知るのだった・・・。
【感想】
ここまで何のひねりや工夫のないリメイク作品は他に見当たりません。そのまんまです。
オープニングにてスタッフロールの映像と音楽が1960年版と全く同じ段階でとても嫌な予感がしたのですが、以降、台詞や音楽、カメラアングルまでほとんど同じでした。違っていたのは、インフレを考慮してのことかマリオンが横領した金額が4万ドルから40万ドルになったのと、モーテルにてマリオンが着替えているのを覗く時のノーマンの行動くらいではないでしょうか。(他にも新しいカットがいくつか挿入されたそうですが気がつきませんでした。)
役者についても、マリオン役は軽く感じられジャネット・リーに遠く及ばない印象ですし、ノーマン役にいたっては普通にいそうな人で危険な臭いがしません。ジュリアン・ムーアは完全に浮いていました。
「ヒッチコックの名作映画をカラー化したもの」という人がいますが、それは嘘ではないにしても、ヒッチコックに対してあまりに失礼だと思います。
本家を知らない人に「サイコ」はつまらない映画だとは思って欲しくはありません。
お薦め度:★★☆☆☆☆☆☆☆☆
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