映画を見ながら株式投資

今の時代に起きていることを正しく認識し、自分なりの先見の明を持つ。

売上を2倍にするための施策、難度、期間

2010-08-27 08:21:25 | ■■■主な投資先■■■
自分の持ち株に関する成長イメージを誰にでも簡単に説明できる形で記載しておく。


①SBSホールディングス

施策:企業が保有する物流部門のM&A
難度:容易。規模を追求することが経営陣と株主のメリットに一致する。
想定期間:案件しだい。過去の例からして早ければ数年でも可能。
課題:金融環境の影響を受ける。蛇口を閉められると苦しくなる。競合他社が数え切れないほどある。現行における同社の地位を更に高めることも課題。


②調剤系

施策:出店及びM&Aによる規模の拡大
難度:普通。規模を追求することに関して特にデメリットはない。
想定期間:年10%の成長率で8年 20%なら5年。その中間が望ましい。利益の上昇率では更なる上を狙いたい。
課題:調剤手数料や消費税など国の政策による影響が極めて大きい。またバランスシートに改善の余地あり。M&A相場の高騰。


③バルス、F&Aアクア

施策:国内既存店の維持しつつ海外展開の成功
難度:極めて高い。特に海外展開は現段階ではまだ未知数。
想定期間:長期間。売上よりも利益率向上を追及した方が効率はいいであろう。
課題:文化の違う国での事業という大きな壁を乗り越えること。またブランドビジネスであることから規模の追求がマイナスに働くリスクがある。つまり経営陣と株主の双方が望む「会社のあるべく姿」に対するベクトルの問題。


こうやって書くと③は不利に見えるが、他にはない高いブランド力と財務体質の良さがあるので、この部分を成長戦略上の武器にすれば予想外に健闘できると思う。小売に関しては今後化けるのは中国で成功する会社であることは間違いないでしょう。その点では日本国内において高いブランド力を有する会社というのはいい地位にいると思う。

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