映画を見ながら株式投資

今の時代に起きていることを正しく認識し、自分なりの先見の明を持つ。

各社の経営計画

2014-03-24 19:57:20 | ■■■主な投資先■■■

①クオール   期限なし  売上3000億円、営業利益240億円  
           (参考 2014年3月予想営業利益35億で比較すると6.9倍)  

②物流セクター(SBSHD,ハマキョウレックス)

 SBSHD   2017年  売上2000億円、営業利益80億円
          (参考 2013年12月営業利益41億で比較すると1.95倍) 

 ハマキョウレックス  2016年  売上960億円、経常利益74億円
          (参考 2013年3月予想経常利益59億で比較すると1.25倍) 
          *経常利益で比較したのは営業利益の目標がないため 

③ユニバーサル  特になし

 

①クオール

現状の営業利益の約7倍もの計画なので全上場企業の中でもトップクラスの大きく出ている会社であると言える。M&Aによる調剤事業の拡大と利益率の高いCSO事業の拡大が柱。下の表のように過去10年で売上及び利益を10倍にしてきた経緯があるだけに決して馬鹿にはできないが、薬価差益の限界が見えてくるのと新規事業が絡むので今までのようにはいかないだろう。

 

 
②SBSHD、ハマキョウレックス

物流事業も運送業から倉庫、その他ニッチなものまで色々あるが、両社のコア事業である3PLはその中でも王道でやろうと思えばいくらでも拡大できるのが最大の魅力だと思う。他の業種に付きまとう成長限界を意識した閉塞感がない。

両社とも3PLの拡大+M&Aが成長ドライバー

SBSHDについては持ち分法適用会社で営業利益で20億円以上稼ぎ出しているゼロを買収してしまえばいいのだろうが、3PLと海外企業の買収と書いてあるので単なる運送業であるゼロはこれに該当しない。よって別の会社なのだろう。

両社ともそんなに無茶な計画とは思えない。全体的に物流会社は強気な予想を立てているところが多く、消費税の影響など全く感じさせない業種だと思う。

 

③ユニバーサル

ここは経営計画は出しようがないだろう。パチスロに関してはかつて5号機への対応へ苦慮し、大赤字を出した年度があったが、ここのところは看板タイトルの着実なヒットによって毎年200、300億円代の営業利益で安定している。 

一方でフィリピンのカジノは誰も測れないと思う。だがそれが面白さなのである。

先行オープンしているカジノがあるのでそこがベンチマークにはなるだろうが、フィリピン経済の動向によっては全体が底上げされるパワーを秘めている。

マカオになる必要など全くない(仮にそうなったら株主全員大金持ちだろうけど)シンガポールレベルになれば万々歳で実際にこのレベルは超えてくるだろうと思っている。自分の中の落としどころはここ。


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