マスク２

監督ローレンス・ガターマン
キャスト ジェイミー・ケネディ、アラン・カミング、ボブ・ホスキンス
2005年　アメリカ
ジャンル：コメディ

【あらすじ】
うだつのあがらない漫画家のティムは、ある日会社の仮装パーティー用に愛犬オーティスが拾ってきたマスクをかぶった。すると、なんと緑の怪人マスク・ティムに大変身！ミラクルパワーでパーティーの主役になったティムは、意気揚々と帰宅し愛妻トーニャとベッドイン！その夜出来た赤ちゃんは、なんと生まれながらにしてミラクルパワーを持ったマスク・ベイビーだった！

【感想】
前作から10年以上経過してのまさかの続編。前作からの落差がなければここまで酷い評価はしないと思いますが、それでも＋１～２点止まりがいいところ。

大きな欠点はキャラの魅力がないのと、全く品がない。

売れる前のジム・キャリーとデビュー作品であったキャメロン・ディアスが弾けていた前作はCG以上にこの部分が大きな魅力だったと思う。 それが本作は申し訳ないですが、キャストが地味、華がない。はっきりいって役不足。
CGが主体の映画だからギャラの安い俳優で十分だと割り切ったのかどうかは定かではありませんが、これなら歳とったジム・キャリーとキャメロン・ディアスを使った方がましだった気がする。

次に下品であることについては、ファミリー向けの映画なのに精子が卵子に向かって猛突進するあのリアルな映像は悪趣味であるとしかいいようがない。確かにCG的には高度な技術が駆使された映像なのでしょうが、必要とされてない以上、無駄な努力に終わったと思いますね。全体的に実写とアニメの合成ではなく、アニメ色が強かったためバランスが悪いものになってしまっていたと思います。

CG中心であっても役者の魅力は大事であることを痛感させられました。

お薦め度：★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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