映画を見ながら株式投資

今の時代に起きていることを正しく認識し、自分なりの先見の明を持つ。

寡占化や集約を狙う投資

2014-10-22 21:04:18 | ■■■主な投資先■■■

業界の寡占化や集約を狙う投資については結果がわかるのは最低5年はかかるだろう。



だったら最低で5年間株を保有するのかと言われればそれはわからない。過去の銘柄も大体3年程度で保有数を調整しているが、その理由は途中で株価が上がり過ぎて売らざるを得なくなったためである。


自分の経験則では3年という期間は企業の業績にはそれほど大きな影響はないが、株価は思っている以上に大きく変動してしまう。よって数倍を狙いたいなら3年は保有してみるといい結果が出やすいかもしれない。(もちろんダウンサイドのリスクもあるが)

 
これからの10年、株価の予想はしないが、企業の業績は厳しくなると予想しているのでできれば動かしたくない。集約期待で投資している現銘柄群で可能な限り引っ張りたいという意思は強い。




具体的な注意点としては以下の点だろう

・当然株を買うのは業界の中でも上位にいる企業になる。中堅や下位の会社を買ってしまうと逆に集約される側になってフェードアウトしてしまう可能性があるため。業種によっては上位企業のセクター買いもありだと思う。(*アパレルやジュエリーをセクター買いすると多分死ねるので内容は十分に吟味する必要あり)


・トップシェアの企業は現状では最も有望な存在であるが、評価も相応なので株価が高くなりがち。2,3位でより割安で魅力的な会社があるのであればそちらを主力にした方がいいかもしれない。よほどの斜陽産業やニッチビジネスでもない限り3位くらいまでなら生き残れる。


・現状における上位のシェアは低ければ低いほど素晴らしい。例えば上位5社でシェア5割を握っている業界が集約化によって7割のシェアになった所で大した旨みはない。上位10社でシェア1割程度にすぎない調剤薬局とか数万社がひしめく物流業界などは大きな集約のポテンシャルを秘めている。


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