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007/カジノ・ロワイヤル(2006)

2008-03-12 10:32:07 | ★★★★★★★☆☆☆
監督 マーティン・キャンベル
キャスト ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン、マッツ・ミケルセン、ジュディ・デンチ、ジェフリー・ライト
2006年 アメリカ、イギリス、チェコ
ジャンル:アクション、サスペンス、シリーズ、リメイク

【あらすじ】
暗殺の仕事を二度成功させて“00”の地位に昇格したボンドは、最初の任務で、世界中のテロリストの資金源となっている死の商人、ル・シッフルの存在を突き止めるが…。

【感想】
この映画の感想を書く前に私と007シリーズ全般についての接点を簡単に書いておきます。この状況によって見る人の感想も変わると思うからです。
私の場合、年齢からして、6,70年代はリアルタイムでは知りません。大半が生まれてもいませんでしたので(汗)。なので当然、全シリーズを見ているわけでもないのですが(実はこれを書いた後に制覇しました)、ブロスナンボンドを映画館で見てからファンになり、それ以前については有名作品だけあってテレビで頻繁に放送されるのを見ているという感じです。というわけで私にとってジェームズ・ボンドはピアース・ブロスナンであってショーン・コネリーやロジャー・ムーアでなければならないというようなこだわりはありません。感想はそれを前提にしています。

ようやく本題に入りますが、冷静に後から考えて見れば、色々とツッコミどころがあるのでしょうが(特に拷問シーンとか)、アクションが素晴らしく引き込まれてしまったため、見ている間は全く気になりませんでした。いい意味で既存の概念を打ち破る007らしからぬアクションシーンだったといえるでしょう。話も少々無理がありますが、二転三転させることで飽きさせない工夫が見られます。これでもかというほどボリュームたっぷりでもうお腹いっぱいでした。内容にはあえて触れませんのでご自身でご確認ください。残念だったのは私が賭けポーカーのルールがよくわかっていないので要のシーンの緊張感が十分に楽しめなかったこと位です。
シリーズでジェームズ・ボンドを演じたのは6人いますが、過去に長期政権を築いた人の後は興行的に全て失敗しているという事実の前ではダニエル・クレイグは実力でジンクスを打ち破ったと思います。渋くて、カッコよくそれでいて男臭い、しかも時折かっこ悪く見える。金髪が理由で海外ではアンチサイトまであるそうですがそれほど気になりませんでした。

往年のファンはこんなのは007ではないというかもしれませんが、映画としてみれば十分面白かったです。
それからQとマネーペニーは次回作では出して下さいね。

お薦め度:★★★★★★★☆☆☆


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