アラクノフォビア

監督 フランク・マーシャル
キャスト ジェフ・ダニエルス、ハーレイ・ジェーン・コザック、ジュリアン・サンズ、ジョン・グッドマン
1990年　アメリカ
ジャンル：パニック

【あらすじ】
カリフォルニアの小さな町に医師のロス（ジェフ・ダニエルズ）一家が引っ越してきた。しかし、ロスが診断する患者が次々と怪死していったことで彼は窮地に陥るが、やがて真相は彼らの新居の地価に巣食う、南米から渡ってきた新種の毒グモであることがわかる。しかし、彼は大のクモ嫌い（＝アラクノフォビア）であった…。

【感想】
蜘蛛は本来であれば、小さな虫を大量に食べてくれる人類にとってありがたい存在なのですが、こういう映画を作る人がいるせいで誤解されてしまうのだと思います。クモが気の毒になってきます。

クモ嫌いの人には違う意味でたまらない映画だと思いますが、個人的にはしょせんはクモなのでそれほど怖さが伝わってこなかったです。そう言ってもヒッチコックの「鳥」も所詮は鳥ですが、あちらは名作なので、やはり演出力の違いも大きいと思います。

また生理的な嫌悪感であれば、「スクワーム」にかなう作品はないと思います。要するに恐怖感、生理的嫌悪感いずれも中途半端ということでしょうか。

活躍すると思われた教授が一瞬にやられて、すくに死にそうな雰囲気だった害虫駆除業者の人が活躍するのは意外でした。

お勧め度：★★★★☆☆☆☆☆☆

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