ダイヤモンド・イン・パラダイス

監督 ブレット・ラトナー
キャスト ピアース・ブロスナン、サルマ・ハエック、ウディ・ハレルソン、ドン・チードル、ナオミ・ハリス、クリス・ペン
2004年　アメリカ
ジャンル：アクション、コメディ

【あらすじ】
泥棒家業を引退しバハマでバケーションを送っていたマックスとローラの前に、ある日突然、FBI捜査官・スタンが現われて…。

【感想】
最初に断っておきますが、ブロスナンでなければこの点数はつけません。もっと低かったです。まあ社会派映画や巨匠監督の作品を好む傾向のある人には見向きもされないような映画かもしれませんが、私はこういう軽いノリも（役者さえよければ）好きです。

本作はピアース・ブロスナンにとってジェームス・ボンド降板後、最初の映画出演となります。あの頃のようなスター性が感じられないのは少し残念ではありましたが、それでも相変わらずスマートで絵になる人だと思います。自分が歳を重ねた時にはこうありたい人の一人ですね。

それでもやはり本作のブロスナンに対してボンドのイメージを引きずってしまうとがっかりさせられるかもしれません。はっきりいってしまうと本作の評判はあまり良くないのですが、このことが関係しているように思えてきます。その意味でジェームス・ボンド役の人はその後が本当に大変ですね。

ダイヤを盗みに入るまでの展開が長くて、しかも態度がはっきりしないのでやきもきさせられましたが、それ以降は楽しめました。特にFBIの人は「本当はやるじゃないか」と感心していたら、しっかりとオチが用意されているのはうまかったです。

終わりよければ全てよしとさせていただきます。

お薦め度：★★★★★★☆☆☆☆

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