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映画を見ながら株式投資

今の時代に起きていることを正しく認識し、自分なりの先見の明を持つ。

アポカリプト

2009-01-06 00:12:46 | ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
監督 メル・ギブソン
キャスト ルディ・ヤングブラッド、ダリア・エルナンデス、ジョナサン・ブリューワー、ラオール・トゥルヒロ
2006年 アメリカ
ジャンル:アクション、ドラマ、サスペンス

【あらすじ】
小さな村で狩りをして暮らす青年ジャガー・パウが、マヤ帝国の傭兵に捕らわれ、生け贄にされかける。すんでのところで自由の身となった彼は、追っ手を逃れながら故郷の村をめざす。

【感想】
血みどろでございます。
それにしても某サイトの評判の良さに驚きました。インパクトがあるのは間違いないのでしょうけど、それだけじゃないの?と思います。メル・ギブソンは監督としてこのような映画を作りすぎ。最初のうちは良かったですが、ここまでくるとくどい。「パッション2」「ブレイブ・ハート3」みたいな映画ですから。ドSぶりに呆れてしまいます。一度見てしまえば十分なのであって類似作品はいらない。

それだけに私にはこの映画を製作した意図は何なんだという非常に根本的な疑問が湧いてきました。
人々が法も秩序もない原始的な生活をしていた時代の話であれば、このような残虐な殺戮や強奪行為が行われるのは何の驚きもないわけで、それゆえ闘い(史劇)そのものをドラマとして見せるのであれば理解できるのですが、残虐性や暴力行為を前面に押し出し過ぎだと思います。言葉を変えればこれらに頼りすぎ。このような手法で人の神経を刺激するのはどうも好きになれないです。

またこのような映画を製作するに当たっては歴史の検証が十分にできていないと、フィクションだからでは済まされないものがあると思います。それが果たしてどこまで出来ていたのか?疑問が残ります。文明が進んだ国の上から目線の臭いが漂っていた気がします。
ラスト落としどころとして外国の船が出てきたのには笑いました。

以上、結論として映画館での鑑賞を見送って大正解でした。

お薦め度:★★☆☆☆☆☆☆☆☆

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