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スティーヴン・キング トウモロコシ畑の子供たち

2011-08-25 23:20:41 | ★★★★★☆☆☆☆☆
監督 ドナルド・P・ボーチャーズ
キャスト デヴィッド・アンダース、キャンディス・マクルーア、プレストン・ベイリー、ダニエル・ニューマン、ロバート・ガーディッシュ
2009年 アメリカ
ジャンル:ホラー

【あらすじ】
アメリカ。ネブラスカ州に向かって車を走らせる新婚カップルのバートンとヴィッキー。狭い車中で長時間過ごす二人のイライラは限界に達していた。そんな時、突然彼らの車の前に一人の少年が飛び出し、轢いてしまう。二人が怪我の状態を見ようと少年に近づくと、少年には複数の刺し傷があった。不審に思う二人だったが、通報するため近くの町ガトリンへ車を走らせる。しかし、その町は大人が全くいない奇妙な町だった…。

【感想】
スティーヴン・キングの脚本は掴みが独特で一気に引き込まれるものの、徐々にカオスな状態に陥り、最後には全くついていけなくなってしまうものが多く存在する中で本作品も同じパターンでした。

話の冒頭から子供がカルト宗教団体を形成して豚を殺す儀式を見せられるのでインパクトは十分だと思います。子供たちが武器を手にして外部の人間や大人を排除しようとする狂った様は普通の映画では味わえないものがあります。

ただ後半になると宗教的なものよりも悪魔の存在がフォーカスされるようになり「なぜいつもそっちの方向に行くかな」という感想に落ち着いてしまいました。本作に限らずもっとコンパクトにまとめた方が格調高くなると思います。

また元々短編集の映画化の影響なのか編集が明らかに不自然な場面がいくつも見受けられたもの残念。

とにかくスティーヴン・キングらしいインパクトはあると思う。本作は特に不気味さが際立っているのが特徴です。ただその他は悪い意味でいつも通りという評価とさせていただきたい。

お薦め度:★★★★★☆☆☆☆☆

スティーヴン・キング トウモロコシ畑の子供たち DVD未発売

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