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スタンド・バイ・ミー

2011-05-20 23:55:30 | ★★★★★★★★★☆
監督 ロブ・ライナー
キャスト ウィル・ウィートン、リバー・フェニックス、コリー・フェルドマン、ジェリー・オコンネル、キーファー・サザーランド、ブラッドレー・グレッグ、マーシャル・ベル、ブルース・カービイ、リチャード・ドレイファス、ジョン・キューザック
1986年 アメリカ
ジャンル:ドラマ

【あらすじ】
1959年オレゴンの小さな町。
文学少年ゴーディをはじめとする12才の仲良し4人組は、行方不明になった少年が列車に轢かれて野ざらしになっているという情報を手にする。死体を発見すれば一躍ヒーローになれる!4人は不安と興奮を胸に未知への旅に出る。たった2日間のこの冒険が、少年たちの心に忘れえぬ思い出を残した・・・・・・。

【感想】
子供の頃に仲良かった遊び仲間はなぜか知らない内に縁が切れてしまっている。それがなぜだったのかよく覚えていない。私は本作を見るといつもそのことを思い出します。とても好きな映画ですが、パイの早食い競争でゲロまみれになるシーンだけが未だに許せないので最高点は出しません。ご了承下さい。

名前だけなら誰も知っている名作であるスタンド・バイ・ミー。ここは恥ずかしがらずに白状します。夜中に線路の上を歩いたことがあります。 以上

そんなわけで 家庭の事情で心に傷を持った少年達4人が思い出を作るために少年の死体を捜す旅にでる話。旅の目的である死体はどうでもよくて、家を出て冒険をするための口実に過ぎない。「思い出を作りたい」なんてことは恥ずかしくて言えないから死体を利用しただけだと思う。

少年4人に対して非常に感情移入度が高いです。鑑賞している側にとって少年時代、置かれていた境遇は彼らのように悲惨ではなくても、どこか自分と重なる部分を発見できるからなのだと思う。自然と応援したくなる。特に冒険途中に少年達が自分の感情をコントロールできなく場面は感情が高ぶります。

4人の友情も素晴らしいですが、私はラストで不良グループから追い詰められた時に4人の内、二人は助けずに逃げようとしてしまったシーンがほろ苦く印象的です。ナレーションで冒険の後、この二人とは疎遠になってしまったことを聞かされて納得すると同時に似たような経験を思い出しました。

結構あっさり目でありながらも、爽やかで懐かしい、時にほろ苦い感情が混ざった余韻を残す作品。どこか自分の少年時代と重なる部分を見出せるのが最大の魅力でしょう。文句なしの名作。

お薦め度:★★★★★★★★★☆

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