幼稚園の頃にパパとママが喧嘩してママが姉弟二人を連れて家出したことがある。その時の記憶は恐ろしいほど鮮明。ママは二人を連れて牛久の友達夫婦宅に行った。２泊くらいしたと思うんだけど、子供が居ない夫婦なのでとても可愛がってもらい、夏祭りに連れてってもらったり縁日でおもちゃ買ってもらったり、美容院を経営してることもあって髪を切る真似事をさせてもらったり庭の犬と遊んだりと次から次へと思い出せる楽しかった記憶がある。楽しい時間も終わり、地元に着くとママが哲に「どこに行ってたかパパに聞かれても言っちゃダメよ」と何度も言われ、うなづく哲。こちらにも「わかったね」とこちらににらみを利かせいざ帰宅。パパが「よく帰ってきたね、どこ行ってたぁ」と哲に聞くと、今さっき言われたにも関わらず「あのねー」とすべての真実をぶちまけて、買ってもらったおもちゃを自慢げに見せてた。あんなに約束したのにベラベラ喋るとは、なんとも口ほどにもないと思いながら、空気の悪さを感じた理は、となりの幼なじみの家に逃げた覚えがあるんだけど、そのお世話になったご夫婦がパパのことを知って来てくれた。まさにどれだけぶりの再会なのか？！考えるだけで怖い怖い。哲も合流して食事をしたけど、二人とも面影があるあると懐かしがられました。
手前のパンは生りんごがのってまーす。
手前のパンは生りんごがのってまーす。
