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Turedure Lilax Diary

「徒然」―何もする事が無くて、どう時間を過ごしたらよいのかと思うこと、様子。(三省堂 新明解国語辞典)

20-30

2010-03-21 09:20:00 | 日記


2010/3/18
佐野元春30周年アニバーサリー前夜祭
『アンジェリーナの日』
恵比寿LIQUIDROOM

ファンクラブに抽選に外れ、プレイガイド発売にも出遅れ、
今回の恵比寿は完全に諦めていました。
ところが、
某メル友さんからワタシにファンクラブチケットが回ってきて
主人はキャンセルチケットを入手することができた。

何かの運命というか、お告げ(?)のようなものを感じました。

仕事を何とか終らせて恵比寿へ直行。
2階ロビーは既にお客さんでごった返し。
とても人待ちしていられる状態じゃないので、主人を待たず先に入場。

ステージ前に張られたスクリーンでは
過去のライブ映像が流れていました。
主人と友人達を待ちながら、しばし見入る。

しばらくして流れてきたのは
「レインボー・イン・マイ・ソウル」

10年前
つまり20周年のアニバーサリーツアーの時に
元春に何か記念のプレゼントをしたいと集った仲間達で
いろいろとアイディアを練った。
で、ワタシは初日の仙台ライブで
メッセージの寄せ書きと
ライブ終了時に唄のプレゼントを呼びかけることにしました。
そのときの選曲が「レインボー・イン・マイ・ソウル」
代表的なヒット曲はツアー最後の方に残しておきたかったのと
ワタシ自身が大好きな曲だったから。

メッセージはみんな協力してくれて
たくさんの暖かいメッセージが集まりました。

唄のプレゼントは、きっかけをうまく出すことができずにあえなく失敗。
それだけならまだしも
このことが後日オフィシャルサイトでちょっと騒動になってしまいました。

騒ぎはすぐに収まったものの
記念ツアーの初日にミソをつけてしまった感がワタシにはずっとあって
大好きな曲なのに、素直に聴くことができなくなっていました。


10年前に集った仲間の一人であった主人と結婚し
引き続き付き合いのある友達や新しい仲間もいる今。
でもこの曲を聴くたびに、頭のすみっこにあるシミの存在に気付く。
そんなこの10年間。


30周年を迎え
諦めたチケットが私の手元に舞い込んで
(しかも記者会見付き)
この場所で改めて「レインボー・イン・マイ・ソウル」を聴いて
許されたわけではないけど
罪を償い終えたというか
足かせが外れたというか
10年の刑期を終えて出所したかのような気持。
「もうこんなところに迷い込むなよ」と
元春看守に送り出されたような気分で、
イントロを耳にした瞬間、泣きそうでした。



改めて
チケットを譲ってくれたFさんに
たくさんの仲間達に
主人に
そして何より佐野元春氏に
心から感謝します。


どうもありがとう

この先もよろしく。