新刊の森

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贅沢な読後感が期待できる「映画と芸術と生と」

2018年12月18日 | 新刊書
映画と芸術と生と
岡田 温司 (著)


イタリア文学や芸術や思想に詳しい岡田温司さんのエッセー集。
とくに映画に焦点が当てられているのが特徴。
映画をみながら、芸術や思想についても考える。
贅沢な読後感が期待できる一冊。


単行本: 294ページ
出版社: 筑摩書房 (2018/12/18)
言語: 日本語
ISBN-10: 4480873988
ISBN-13: 978-4480873989
発売日: 2018/12/18


内容紹介
レンブラント、フェルメール、ウォーホル、フリーダ……実証主義を超え、真実らしさを求めた映像が挑んだ、新たな芸術家の詩的真実に迫るスリリングな映画論。

著者について
1954年広島県生まれ。1978年京都大学文学部卒業、1985年同大学大学院博士課程修了、岡山大学助教授を経て、現在京都大学大学院人間・環境学研究科教授。西洋美術史・思想史専攻。『モランディとその時代』で吉田秀和賞『フロイトのイタリア』で読売文学賞受賞。『処女懐胎』『マグダラのマリア』『キリストの身体』『アダムとイブ』『グランドツアー』『デスマスク』ほか著作多数。


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