Lespedeza Museum of Photography レスペデーザ写真美術館

カメラマンな管理人のおたく趣味の雑記と二次創作&コスプレ写真のブログです。Lespedeza(萩)の花言葉は柔軟な精神。

ダムとSL

2017年05月04日 20時50分10秒 | 日記

5月3日になりますが岐阜まで足を伸ばして来ました。岐阜県の恵那市や中津川市などを走っている第三セクターの明知鉄道でSLの試乗会があるというのでそれに行きたかったのです。

明知鉄道はリニア新幹線の開通に合わせて観光鉄道としてかつて走っていたC12形蒸気機関車の復元を目指していて、明智駅構内での試運転に乗せてもらえるとの事で興味津々だったのです。

明知鉄道沿線は勝手を知っている場所でもあったのですが、明智までは実は初めてでした。恵那駅から明知鉄道に乗り換えたのですが、この日は明智でお祭りがあるという事で結構な混雑に。

午前10時前に明智駅に到着し、確認をしたところこの日最初の試乗会に空きがあるということで予約を済ませて町内を少しばかり巡る事に。とはいってもすぐに時間になったので明智駅にとんぼ返り。


1回500円で乗れる車掌車

今回試乗会が行われたC12形蒸気機関車244号機、実はボイラー室が修復中で走行にはコンプレッサーで作った圧縮空気で走る仕掛けになっていました(機関車に積まれたコンプレッサーが結構うるさかったです)。

今回客車の代わりにヨ8000形貨車(車掌車)が使われていたのですが、今時車掌車も珍しい存在なのでこれに乗車できただけでも行った価値は十分ありました。

試乗会の後の目的地に向かうまで時間があったので明智町内をまた散策。

時間が来たので明智駅から瑞浪駅行きのバスに乗車、途中にある

小里川ダム

を見学しに行きました。岐阜県瑞穂市と恵那市にまたがる小里川に作られた小里川ダムに最近になって興味が湧き、この気に見学する事にしたのですが実は大きな問題が。

実は今回のルートは小里川ダムに直接行くものではなかったのです。平日と土曜日限定で恵那市の明知鉄道山岡駅から瑞浪駅を結ぶ恵那市の自主運行バスが走っているのですが日曜祝日は運行がなく、見学を思い立った当初は瑞浪駅から歩くことも考えていました。

それが明智駅から瑞浪駅に向かう東濃鉄道バスのバス停の一つ「川折」が小里川ダムに近い(と言ってもダムに行くには曲がりくねった急勾配の旧道を抜ける必要があります)という事で、明智から川折に出て徒歩で小里川ダムへ。

しかし交通量が全くない旧道はともかく岐阜県の県道33号線が歩道がほぼなく、交通量もそれなりにあったのでおっかなびっくりでダムまで向かうことに。

バス停から50分近く歩いてやっとのことで小里川ダムに到着。

内部を自由に見学できるという事もあり、家族連れなどで賑わっていました。


※ダム内部のエレベーターの非常用ライトがサイリウム(ケミカルライト)だったのは驚き

しかし、ダムの堤体内の一部が昨今の世界情勢に鑑み見学不可になっているという思わぬ自体にも遭遇。それでもこの手のダムの見学が気軽に出来るだけでも十分良い経験でした。

ダム内部の見学を終えたあと、すぐ近くの道の駅

「山岡のおばあちゃん市」

も見学。日本一の木造水車があったりするのですが、ここで遅めの昼食を頂いたのでした。

現地の案内板におりがわ湖(ダム建設で出来た人造湖)周辺の名所一覧があり、発電所跡なども見学したかったのですが、帰りも再び歩いてバス停まで戻る必要があり、時間的に厳しいということで断念。

行きと同じルートを戻って1時間1本という瑞浪駅行きのバスになんとか乗り込み駅まで戻ったのでした。ここからはJRが比較的多い本数出ているので楽に帰ることが出来ました。

 今回の明知鉄道SL試乗会と小里川ダム見学。ダムの見学に関しては(交通量の多い県道の徒歩での移動など)相当無茶をしたんじゃないかと自分でも思っていたりするのですが、その分の価値は十分ありました。

もうちょっと楽なルートを検討できたらなぁという感じでもあります。ゴールデンウィーク後半初日、良い経験が出来ました。

ダム大百科 (ブルーガイド・グラフィック)
萩原 雅紀
実業之日本社
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