Lespedeza Museum of Photography レスペデーザ写真美術館

カメラマンな管理人のおたく趣味の雑記と二次創作&コスプレ写真のブログです。Lespedeza(萩)の花言葉は柔軟な精神。

フェルメールからのラブレター展とぶらり京都の旅

2011年07月25日 23時55分00秒 | 日記

先日の土曜日ですが、京都まで行って来ました。現在京都市美術館で開催中の

『フェルメールからのラブレター展』(http://vermeer-message.com/

に行くためです。

京都の山科に到着したのがお昼過ぎ、ここで昼食を済ませて地下鉄で京都市美術館に向かいました。

しかし最寄り駅から美術館に向かう道のりを間違え迷う羽目に。なんとか大きな道路に出て無事美術館に着きました。着いた時間が遅かったこともありすんなり中に入ることが出来ました。

今回のフェルメール展、17世紀のオランダ絵画とともに画家ヨハネス・フェルメールの

『手紙を読む青衣の女』
『手紙を書く女』
『手紙を書く女と召使い』

3点の絵画が一度に観られるということで非常に有意義な展覧会でした。フェルメールというと青色(ラピスラズリから作られるウルトラマリンブルー)が有名ですが、上記の三点の絵も何処かしらに青の絵の具が使われ、非常に印象深かったです。

展覧会を見終わり、ショップで図録を買おうとしたときあることに気付きました。実は青春18きっぷで京都まで行き財布の中身をあまり気に掛けていなかったため、僅かな額しか入っていないことにこの時点まで気付いていなかったのです。

図録を買った時点でサイフの中がスッカラカンという状態にあ然。美術館を出て直ぐのコンビニで金を下ろした次第でした。

展覧会を見終わった後、想像していたよりも早くに済んでしまったためどうしようか悩みました。一応どこかしら京都見物をしようとは思っていたのですが、具体的な場所を決めあぐねていたのです。

ふとみると京都市バスのバス停があり、清水寺方面のバスがあるということで清水寺に行こうとバスに乗り込んだ次第でしたが、結果としてはかなり無茶をやらかした次第でした。

途中のバス停で

『知恩院に向かうのはこのバス停が便利です』

というアナウンスに思わず降りてしまったのです。

知恩院(http://www.chion-in.or.jp/

浄土宗の総本山として知られ、ここの大鐘楼の除夜の鐘は年の瀬の名物ともなっています。本堂や大鐘楼などを見物した後、知恩院を後にしました。

その後バス代をケチって徒歩で清水寺に向かおうとしたのですが道なりにあった

八坂神社(http://web.kyoto-inet.or.jp/org/yasaka/

に立ち寄ることに。翌日に祇園祭の花傘巡行を控えていたこともあり大変な賑わいでした。ここで蘇民将来の御守りを買ったり、お参りなどして過ごして今度こそはと清水寺に向かいました。

が、道なりに歩いていて目にとまった

「坂本龍馬の墓」

の案内板。実は清水寺に向かう道すがらの

「京都霊山護國神社」(http://www.gokoku.or.jp/

に坂本龍馬ら明治維新の志士ら(桂小五郎こと木戸孝允の墓もここにあります)があり、そうとは知らずに近くまで来ていたのです。

折角なのでお参りすることにしたのですが、東大路通からかなり山の上まで登らないと行けなかった上に300円の料金を取られたのにはちょっと驚きました。

坂本龍馬の墓と彼と同じ場所で暗殺された中岡慎太郎の墓が列んでおり、自分以外にも少なからずお参りされている方がおられました。

木戸孝允の墓や第二次大戦中に撃沈された駆逐艦「長波」の慰霊碑をお参りして護國神社を出た次第でした。

さていよいよ清水寺に行こうとしたのですが、ショートカットをしようとして表通りに出ずにiPhone4のGoogleマップを頼りに裏道にいったところ住宅街に入り込んでしまい焦りました。

それでもなんとか

『清水寺』(http://www.kiyomizudera.or.jp/

に到着。いくつかの建物が改修工事の真っ最中でしたが、清水の舞台(本堂)から少し下を覗いたのですが、あまりの高さに足がすくんでしまいました。

その後音羽の滝で喉を潤し、清水寺を後にしました。

この後は夕食をとってから京都を離れようと思い、時間まで道すがらぶらぶらと歩いておりました。

東大路通から四条通と抜け、鴨川に出たところで、古風なビルに出くわしました。その建物をみて

「どこかで観たなぁ」

と思ってすぐにあることを思い出しました。

『東華菜館』(http://www.tohkasaikan.com/

大正15年にオープンした北京料理の専門店なのですが、実はこのお店に

『日本最古の現役エレベーター』

があるのです。

食事を取る予定ではなかったのでお店の方にお願いして写真だけを撮らせて頂いた次第でした。

その後四条通周辺をぶらぶらしていたのですが、あるお店に行くのに完全に迷ってしまい、時間をかなり浪費する事に。

足も棒になってしまい考えた末、京都での夕食を取りやめて名古屋に戻ってからとることにしました。

在来線を乗り継いで名古屋に帰還。駅近くで遅めの夕食を済ませて帰宅した次第でした。

今回の京都の旅、予定外の出来事だらけでしたが、非常に充実した一日を過ごせて満足でした。ただ今回計画の段階で行く予定を組んだモノの計画を変更して行けなかった場所もあったので良い機会を設けたいという思いです。

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