Lespedeza Museum of Photography レスペデーザ写真美術館

カメラマンな管理人のおたく趣味の雑記と二次創作&コスプレ写真のブログです。Lespedeza(萩)の花言葉は柔軟な精神。

近代化産業遺産:愛岐トンネル群

2018年12月03日 22時12分18秒 | 日記

2日の日曜日に近代化産業遺産:愛岐トンネル群の特別公開に行って来ました。

かつての国鉄中央線の高蔵寺から多治見までを結んでいた鉄路に建設されたトンネル群を再整備して期間限定で一般公開していて、今年はこの日が最後という事で折角なので行くことに。

最寄り駅が定光寺だったのですが午後からの参加だったのですが普段ではあり得ないぐらいの人、人、人でびっくりしました。実は前の日に田舎に行った際に帰りに定光寺から大量の乗車客があったのでそこそこ混んでいるだろうとは思っていたのですが予想を超えていました。

駅から多治見方面に少し歩いた先にトンネル群の入り口があり、ここで入場料100円を払って入場。ちょうど紅葉が見頃だった事もあり大変な混雑でした。

かつて線路が通っていた場所も廃線から50年ちょっとが経ち木々が生い茂っていたのですがそれでも当時の防護柵などがそのまま残っていたりと歴史を感じさせる場所でした。

高蔵寺から多治見の間の庄内川沿いは川の北側に道路がなく、JRの路線はほとんどトンネルの中を走っているので普段は目にする事の出来ない光景を見れたのも良かったです。

今回、先月のあんこう祭の際に落としてレンズを壊してしまったカメラのテスト(レンズを買い替えて撮影は出来るのですが、調子がイマイチで状態を確認したかったのです)も兼ねてのトンネル群の見学だったのですが、紅葉が綺麗に撮れていて心配は取り越し苦労だったかなという雰囲気でした。

トンネル群の途中に休憩スペースや売店などもありそちらも大変賑わっておりました。トンネルをいくつか抜けた先で行き止まりに。定光寺から古虎渓の間にまだいくつかトンネルが残っているものの現状だと愛岐処分場(ごみ処理施設)建設の際に鉄道跡が寸断された上にトンネルも処分場建設の際の土砂が放り込まれて埋もれている状態で今回の一般公開を企画したNPOによると今後トンネルの再発掘を進めていくとのお話でした。

そんなに長居をする事も無いだろうと思っていたのですが景色が綺麗だったことやトンネル群の珍しさに魅了されてこの日の終了時間まで現地にとどまる事に。

で会場を出た後にふらっと東海自然歩道の入り口まで足をのばしたのですが

こちらの紅葉が見事で立ち寄った甲斐があったと感激しきりでした。

愛岐トンネル群、気軽に行ける割には見どころも多く来年の春に平成最後の一般公開があるとの事なので次は朝から参加できたらなぁというところです。

産業遺産JAPAN
前畑 洋平
創元社
コメント
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