Lespedeza Museum of Photography レスペデーザ写真美術館

カメラマンな管理人のおたく趣味の雑記と二次創作&コスプレ写真のブログです。Lespedeza(萩)の花言葉は柔軟な精神。

イベントレポ:2011年5月3日 スパコミ1日目と都内観光

2011年05月07日 22時30分00秒 | イベントレポ

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今年のゴールデンウィーク後半戦、5月3日から4日にかけて東京へ旅行をしておりました。東京ビッグサイトで開催された

『SUPER COMIC CITY 20』

や各種イベント、それに東京観光も兼ねても遠征でした。

B_sikaku06_9 いざ東京へ

実のところ今回の遠征に関しては当初全くと言っていいほど乗り気ではありませんでした。

というのも費用対効果的に遠征して大丈夫なのか不安があったのです。

また心理的に3月11日の東日本大震災が尾を引いていたのも確かで4月末まで宿すら決めていない状態でした。

しかし、自宅で燻っていても後悔するのも確実でちょうど安値で宿の確保が出来たこともあり思い切って遠征することにした次第でした。

5月3日の朝に地元を発ち、関東方面に向かい遠征中に使う乗車券を買うために新横浜で新幹線を降りたのですが、駅構内の暗さにビックリしてしまいました。

それもその筈で、先の震災で現在関東一帯で電力供給量が落ちていて各所で節電が行われていて、改めて震災の影響を思い知らされた次第でした。

B_sikaku06_2 SUPER COMIC CITY 20 1日目

東神奈川から在来線を乗り継いで国際展示場駅についたのが午前11時前。

既に入場制限が事実上無くなっていて、すんなり入場することが出来ました。今回のSUPER COMIC CITY 20、3月に開催予定だった春コミが震災の影響で開催中止となったこともあってか東西両エリアにまたいでの開催、また東京のコミックシティでは初めて

『一般のコスプレ参加が可能』

という大盤振る舞いなイベントでした。

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○スパコミ20初日の表紙、結構気に入ってます。

メインの目的であるゲームジャンルを廻ってみたのですが、サークルスペースの中に休憩スペースや企業スペースがあるという端から見るとちょっとカオスな構成になっておりました。

色々東ホールを廻ってみたのですが、芸能スペース、とくに特撮関連の盛り上がりが凄かったです。

そしてジャンル関係無しに、春アニメの

『Tiger&Bunny』

の本を突発で出しているサークルさんが結構居られたのが印象的でした。

途中、コスプレ撮影が可能になっている西の第3、第4ホールに向かったのですが、思ったほど人が居なかったです。開催時間が短い上に、コスプレイヤーの皆さんもサークル参加か買い物が目当ての方が多かったようで、撮影メインにされている方はほとんど居なかったという感じでした。

しかし、遠征を直前まで渋っていたこともあり今回のスパコミのジャンル配置を勘違いしていて、アニメジャンルのサークル(西第1、第2ホール)を周り損ねてしまったのが今回の盲点でした。

そうこうしている内にメインで目的にしていたジャンルを廻り終えたのですが午後に入って都内、ぽつぽつと雨が降ってきました。

これ以上長居をしてもしかたないとビッグサイトを後にしました。

B_sikaku06_3 東京国立博物館『写楽展』

東京遠征にあたってスパコミ後の予定をどうするかでいくつか選択肢を考えていました。

都内で開催中のレンブラントやフェルメールの特別展に行こうと思ったのですがこれらは後日地元で巡回展があると判り候補から外すことに。

ビッグサイト周辺で同時開催のコスプレイベントに参加するかどうか当日まで検討していたのですがこちらは雨が降り出したことから参加を取りやめた次第でした。

そして最終的に候補で残ったのが現在東京国立博物館で開催中の

『写楽展』(http://sharaku2011.jp/

でした。江戸時代の絵師、東洲斎写楽の作品を一堂に集めた特別展で去年国立博物館を訪れた際に開催を知り、一度は行くのを諦めてはいたのですが行ける事になった次第でした。

上野に着く頃には雨も本降りになっていたのですが、連休中ということもあり、駅周辺は人で溢れておりました。

早速東京国立博物館に着くとこちらも混雑とは行かないまでも大勢の人で賑わっておりました。

さて写楽展についてですが、初期の大首絵(歌舞伎役者の顔を描いた浮世絵)から活動の最後となった歌舞伎役者の浮世絵、同時代の喜多川歌麿などの浮世絵が多数展示され非常に興味深い内容でした。

その中でも、写楽の活動時期の最終盤に手がけた浮世絵が明らかに初期の大首絵の頃と比べると「勢い」が落ちていたのは興味深かったです。

写楽展のあと国立博物館内をしばし見学しておりました。先日からBSプレミアムで放送が始まったアニメ

『へうげもの』

の影響で茶道の道具に興味を持ち、国立博物館収蔵の茶器を鑑賞しておりました。

時間も夕方となり、国立博物館を後にしました。

B_sikaku06_4 絵師100人展

上野を後にした後、秋葉原に向かうことにしました。実は東京に向かう新幹線の中でTwitterを観ていて

『絵師100人展』(http://www.eshi100.com/

なるものが秋葉原の秋葉原UDXで5月3日から開催されると知り、行ってみることにしたのです。ここ最近秋葉原に足を運んでおらず数年ぶりにアキバに行った次第でした。

秋葉原でも各所で節電のためにエスカレーターなどが停止になっており少し難儀しましたが直ぐにUDXに到着。

到着が夕方、しかも午後からの雨ですっかり混雑もなくなっていてすんなり会場に入ることが出来ました。

今回の絵師100人展、ゲームのキャラクターデザインなどサブカルチャー(おたく文化)方面で活躍する絵師さん100人の

『日本』

をテーマにした新作イラストを一堂に会した展覧会という事で大変見応えのあるイベントでした。

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○絵師100人展の図録

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○CARNELIAN氏のイラストを使ったクリアフォルダ

ところでじっくりとイラストを観ている中であることに気付いてあ然としました。額に飾られたイラストが“たわんでいた”のです。

会場となった秋葉原UDXの会場、アキバ・スクエアなのですが外部との境界がほぼない屋外スペースで外気の影響をもろに受ける場所で前述の雨による湿気で紙媒体に印刷されたイラストがたわんでいたのです。

元々がデジタルデータで作成されたイラストとはいえ、折角の展示品が湿気でたわんでしまっていたのには驚きを隠せませんでした。

その後物販コーナーで図録を購入したのですが、このとき展示されているイラストのアクリルイラストプレートが購入可能と知り小一時間悩む羽目に。

素敵なイラストがあったので購入したいと思ったモノの予算の都合から結局諦める事に。その代わりにグッズを少し購入し秋葉原を後にしました。

B_sikaku06_5 豚野郎(店名)

秋葉原を出て次に向かったのが御茶ノ水でした。実はここに前から気になっている炭焼豚丼のお店があるのです。

その名も

『豚野郎』

変わった店名ですが、リーズナブルな価格でボリュームたっぷりの炭焼豚丼を提供してくれるという事で、昨年末東京に行った際にお店に行ったのですが年末ということで年内の営業が終わってしまっていて、今回リベンジという形でした。

が、お店に着くと

「5月1日から5日まで休業」

の張り紙。ちょうど自分と同じように豚野郎(店名)目当てで来ていた人達と一緒にがっくり肩を落とした次第でした。

B_sikaku06_6 宿でのんびり

夕食を豚野郎(店名)でと考えていた計画が狂ってしまい、この日事前の準備等で3時間ほどしか寝ていない疲れもあって宿に向かうことにしました。途中上野駅で荷物を回収(コインロッカーに預けてました)、そこから宿に向かいました。

宿に到着後、少し休んでから夕食に行こうと思ったのですが、ちょうど放送中だった「銀河鉄道の夜」を観ながら眠気で意識が朦朧としてしまい

(このままじゃ夕食食わずに寝落ちしてしまう)

と奮起して夕食を済ませてきた次第でした。入浴後に簡易のイベントレポなどを書こうと思ったのですが風呂を出た後眠気でそれどころではなくなってしまい、何とか翌日の準備を済ませて眠りこけた次第でした。

突発に近い形の遠征の初日でしたが、色々楽しむことが出来た一日でした。

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コメント
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