お袋の敬老会の引出物として、大中小の箱が3つ送られてきた。 ここ数年は、敬老会の旅行や会食が少なくなり、引出物を送るのが通例になった。 失礼な言い方だが、敬老会って必要なものだろうか? 毎年の様に、高齢の世話人がせっせと集金に回り、この夏の暑い時期に汗を垂れ流しながら、せっせと贈り物を配る。留守だったら、何度も往復を繰り返す。 この猛暑の中、クレイジーとしか思えない隣組の習慣だが、熱中症で倒れた . . . 本文を読む
5月末以来の”アインシュタイン”です。少し間が開いたので、軽くおさらいです。 先ず”Ep1”では、アインシュタインの奇怪な生涯と、一般相対性理論とリーマン幾何学の密な繋がりを、”Ep2”では、リーマン計量(曲率テンソル)とアインシュタイン方程式の関係を、”Ep3”では特殊相対性理論の真相と数々の疑惑 . . . 本文を読む
今まで台風に備えた事が一度もなかった。慢性化した台風の通り道でありながら、それを驚異とすら思わなかった。 過去に、2度の大型台風が立て続けに直撃し、柳川市が”地球最後の日”の様になった時でも、アッケラカンとしていた。 もともと楽天的である私も、歳を取るごとに自然災害が怖くなった。でも、隣町の佐賀市や熊本市の水害や震災を目の当たりにし、考えが変わった。 それ以来、致命的な自 . . . 本文を読む
私は、洋服というものを殆ど買わない。というよりアパレルを見下す所がある。お陰で、ここ10年間で買った布製品は、作業ズボンと速乾Tシャツくらいだろうか。 しかし、破れたズボンで外出という訳にもいかず、古着屋で綿パン2本とポロシャツ1枚を買った。 古着と言っても、より新品に近く、生地も裁縫もしっかりしていた。計900円(=300×3)が高いか安いかは判らない。 単なる布と思えば高すぎるが . . . 本文を読む
常識はずれの天才 をとりまく支援者の優しい心とエルデシュ自身の純粋で真摯な生き方。 邦題の通り、エルデシュは類いまれな天才であり、自宅を持たずに友人の家を泊まり歩く異端で放浪の数学者であった。また奇行も多く、表紙にはコミカルなイラストに加え、”宇宙一おかしな男”のコピーが添えられてる。 しかし、本書は変人を追いかけたゴシップ集ではない。想像を絶する”常識はずれ& . . . 本文を読む
20年程前に一度読んだ記憶がある。 今振り返っても、実に新鮮に映るし、未だに斬新に蘇る。 栄光の巨人軍を、”ガイジン”(W•クロマティ)とアメリカ人作家(R•ホワイティング)の目で見た、これこそが渾身のルポルタージュだ。 読売ファンからすれば、日本のプロ野球を含めた完全無比の冒涜に過ぎず、苦々しく歯痒くにも映るであろうが。久し振りに再読すると、実に素晴 . . . 本文を読む
病気(潰瘍性大腸炎)にしては、やけに顔色の良い安倍首相の辞任会見ではあった。 本来、人のいい私は、安倍首相が仮病を使ってまで、8年7ヶ月に渡る長期の任務をみすみす投げ出すとは思えなかった。逃げ出すとすれば、”コロナ失策”を表向きの理由にすると思ったからだ。 だから、ブログでは一応は”お疲れ様でした”と書いておいた。 勿論、目の肥えたプロのジャーナリ . . . 本文を読む