「パリ」に見る、ゾラの無念と失脚〜ゾラが描いた理想郷と最終兵器と原爆の起源と〜 2019年08月19日 05時24分38秒 | バルザック&ゾラ この「パリ」(エミールゾラ著、竹内のぞみ訳)に登場する主人公フロマン兄弟の、兄ギョームが開発する高性能の”火薬爆弾”こそが、爆弾テロや原爆のモデルとなってる(だろう)事は、少し皮肉にもまた驚きにも思える。 ”チャーチル、その8”でも書いた様に、事実、フランスはドイツに対抗し、両国は世界で初めて原爆の研究を行ってたのだ。つまり、ギョームが開発した&r . . . 本文を読む