”ペンは剣よりも強し”(The pen is mightier than the sword)とは、”思想や文学の力は武力よりも大きな力をもつ”(1839)という、19世紀の英国の作家であるE・G・リットンの戯曲「リシュリュー」の中で使った言葉だ。 つまり、言論の力は権力や武力よりも(民衆に)大きな影響を与える。 が、いくら民衆に大きな影響を与えた . . . 本文を読む
国会議員500人を集めて行われたゼレンスキー大統領のオンライン演説も(平行線のままの停戦交渉と同じく)不透明にかつ不発のままに終わった気がしないでもない。まるで、膠着状態にあるウクライナ紛争のこれからを予見するようでもあった。 ”世界中が注目する”という宣伝文句に釣られた私も馬鹿だった。いや、日本政府の支援額(約115億円)に見合う精一杯の演説だったと言えばそれまでかもし . . . 本文を読む
プーチンという人物は、色んな所で色んな事が紹介されてます。 プーチンの履歴や詳細はサイトで調べれば解る事なのでここでは省きますが、”私から見たプーチン像”について書きたいと思う。 以下、主観がかなり入ってますが悪しからずです。 プーチンを一言で言えば、”強運に恵まれた”異常なまでの愛国者とも言えますが、意外にも変り身が早い。 脅しにはやたらと強く、 . . . 本文を読む
狂人の支持率が下がらない。 いやそれどころか、上昇し続けている。 プーチンは2000年に大統領に就任してから、決まった様に(6年毎に)軍事侵攻をする度に支持率を上げている。 2002年のチェチェン戦争では71%、 2008年のジョージア戦争では88%、 2014年のクリミア併合では80%。 しかし、今回の2022年のウクライナ侵攻だけは、プーチンの”戦争方程式”は成立し . . . 本文を読む
投資家から見れば、(とても失礼な言い方だが)他人の不幸ほどお金になるものはない。 しかし、他人の不幸に付け入る者ほど深刻な致命傷を背負う。 こういう時は冷静に事態を見守り、じっとしてるのが一番だが、欲深い人はギャンブルの一つもしたくなる。それが投資家というものだろうか。 隣の有事は売りか?それとも、遠くの戦争は買いか? そこで今日は、投資家から眺めたウクライナ危機についてです。 投資家にとって、 . . . 本文を読む
ロシアがウクライナ最大のザポロジエ原発を攻撃したという速報が出た。 もし本当だとしたら、実質の核攻撃と同じである。つまり、核兵器を持たなくてもミサイルで原発を狙えば、実質の核攻撃である。 ロイターは確認できてないとしてるが、今は嘘である事を願うだけだ。 因みにそのロイターによると、ザポロジエ原子力発電所の発電ユニット1基がロシア軍の攻撃で被弾し、発電所の一部が燃えている。消防隊が攻撃を受けており . . . 本文を読む
これだけネット上で様々な情報が溢れる中、様々な書物がゴマンと存在する中、我々は物事の真相を知らないまま生かされ、そして知らされないまま死んでいく。 勿論、過去から真実を探ろうとしない我々も問題だが、その真実を隠し通そうとする輩はもっと問題である。 機密はいつかはバレる。しかし、その機密から何を学ぶかは人の勝手である。 海軍は、二・二六事件(1936)の計画を事前に知っていた。が、その事実は闇に葬 . . . 本文を読む
フォロワーに記事に”キエフの冬”とあったが、全くその通りになってしまった。 まさか、ウクライナの心臓部にいきなり踏み込むとは、私も想定外だった。 しかし、プーチンは最後のカードを出し急いだ気がしなくもない。事実、国際世論だけでなく、ロシア国内でも大きな反発が起きている。 用意周到に進められらたロシアの軍事侵攻になす術もないウクライナ政府は、停戦合意に動き出した。が、最初は . . . 本文を読む
”ウクライナ危機”と聞いて、クリミア戦争をすぐに思い出した。 クリミア戦争(1853-1856)とは黒海沿岸の覇権をかけ、ロシアとオスマントルコが対立し、更にトルコを支援する仏英を中心とした欧州各国との間で起こった戦争である。 1853年7月にロシアがオスマントルコの配下にあったモルダヴィア公国(現ウクライナ)などに侵攻し、戦争が勃発した。 これと、全く同じ事が同じ場所で . . . 本文を読む
人気ドラマ「ドラゴン桜」では、教師役の阿部寛が”本質を見抜く”重要性を熱く語っていた。 しかし、なぜ日本人は本質を見抜くのが下手クソなのだろうか?日常の(身の回りの)表面上の話題やテーマばかりを追いかけ、深く埋もれたお宝を探し出そうとはしない。 数学という学問は本質を見抜く典型の学問である。表層上の概念を思い切り捨て去り、物事を丸裸にして、観念を武器に地下深くに潜り込む。 . . . 本文を読む