~ 風の伝説 ~

プライベートの趣味ブログです♪
ランダムですが、いろいろ書き込んでいきますので良ければご覧下さいな(^^v

たどんちくわ

2006-05-09 | Memory of JAC
たどんちくわ(ギャガ・コミュニケーションズ配給 98年12月5日公開)カラー 102分

監督: 市川準
製作: 山地浩
プロデューサー: 板谷健一 川崎隆
原作: 椎名誠
脚色: 市川準 佐藤信介 NAKA雅MURA
企画: 中沢敏明
撮影: 小林達比古
音楽: 板倉文
主題曲: SMALL CIRCLE OF FRIENDS 吉田美奈子
選曲: 武田康宏
出演: 役所広司 根津甚八 安部聡子 桃井かおり 山内健司

あらすじ
タクシー運転手の木田は、今日もいろんな客を乗せて、いろんな風景の中を走り回っている。だが、時々交わす乗客との会話は上辺だけのもので、そこには心の通ったコミュニケーションは存在していなかった。そんなある日、彼のタクシーにサラリーマンの安西が乗り込んできた。彼は、不倫相手が待つ郊外のホテルへ向かうところだった。遠い目的地までの間、木田はポツリポツリと世間話を始める。その中で木田は安西に彼の仕事を尋ねるが、安西はその質問に自分はたどん屋だと嘘をついてしまう。暫くすると、安西はタクシーが目的地に向かっていないことに気づく。果たして、木田は適当にあしらった安西の答えに憤慨しており、車をただ走らせていたのだ。尋常でない木田の表情に困惑する安西は、飽くまでも自分はたどん屋だと嘘を突き通そうとするが、やがてタクシーは人気のない海岸に着く。そこで木田は、たどん屋だという証拠にここでたどんを作ってみろと、トランクに隠し持っていたトカレフを持ち出して安西を脅迫する。仕方なく泥でたどんを作る安西。だが、なかなかうまくいかない。そのうち、木田が目を離した隙に安西は逃げ出すも、気づいた木田は安西に向けて銃爪を引く…。同じ頃、売れない小説家の浅見は、都会の夜をさまよっていた。彼の頭の中には、意識とは違うところで様々な言葉が浮かんでは消えていく。やがて、一軒の屋台のおでん屋にたどり着いた彼は、そこでちくわを注文した。ところが、ネタの中にはちくわがなかったのである。衝動的にキレた浅見は、鍋の上に跨がると自分のペニスを引き出して「ここにちくわがあるじゃないか!」と叫び、鍋に放尿する。次に彼が向かったのは、馴染みの料理屋であった。ところが、店の主人との他愛のない世間話するうち、彼は奇妙な感覚と幻覚に襲われていく。異常なほどの熱気の店内、耳障りな他の客たちの会話、不気味に動き出す料理。暫くしてトイレに逃げ込んだ彼は、そこで戦慄した。なんとペニスがなくなっていたのだ。パニックに陥った彼は、店内に戻ると出刃と包丁を片手に次々に客たちを切りつけ、冷蔵庫に仕舞われたちくわの中からなくしたペニスを探そうとする…。明け方早く、一軒の海辺のホテルに木田のタクシーが到着し、全身血塗れの浅見が現れた。浅見は、安西をタクシーの運転手だと勘違いし、東京まで送れとすごむ。仕方なく浅見と君島を乗せて走りだすタクシー。一方、木田は朝の美しい海岸へ歩き出していた。タクシーの中、小便をしたいと言い出した浅見は、自分の股間にペニスが戻っていることに気づく。





■たどんちくわ(予告編)■
*)ここをクリックすると視聴する事ができます。
*)ここをクリックすると視聴する事ができます。

病院へ行こう

2006-05-09 | Memory of JAC
病院へ行こう(東映90年4月7日公開)カラー 118分

監督:滝田洋二郎
製作:三ツ井康 村上光一
製作総指揮:堀口壽一 岡田裕介
プロデューサー:鎌田敏郎 小林壽夫 河井真也
脚本:一色伸幸
撮影:浜田毅
音楽:高橋千佳子
美術:中澤克巳
編集:冨田功
録音:橋本文雄
出演: 真田広之 薬師丸ひろ子 大地康雄 尾美としのり 伊原剛志

あらすじ
新谷公平は、広告代理店のコピーライターとして日夜仕事に励んでいたが、ある夜、倦怠期の妻春子の不倫現場を発見、相手の男ともめて大騒ぎの末、マンションの階段から間男と共に転落してしまう。そんな公平が運ばれた大学病院の新米研修医の吉川みどりは救急患者が大の苦手で、点滴針すら上手く刺せない始末だった。その結果、公平は全治一ヵ月の大腿骨骨折で、安い大部屋の病室で入院生活を送ることになるが、隣のベッドには何と、例の間男如月十津夫がいたのだった。それでなくともこの病室には変人が多く、公平のストレスはたまるばかりで、さらに翌日春子が公平に離婚届をつきつけるのだった。ある夜、公平は血を吐いて内科の診察室にまわされた。症状はストレス性の胃潰瘍だったが公平は、癌ではないかという不安にかられるのだった。一方十津夫は担当医になったみどりにほのかな想いを抱いているが行動に現わせない。以外に純情なのだ。そして、公平はそんな十津夫にいつしか親しみを感じるようになる。ところがその十津夫のレントゲン写真から妙な陰が発見され、肺癌の疑いが出てきたのだった。胸部外科の韮崎は切って病原を確かめようとする。手術の前日、自分が癌であることを知った十津夫は騒ぎを起こすが、みどりが自ら丹念に調べた結果、十津夫の癌はシロだと判明したのだった。何日かたち、退院することになった公平はみどりや十津夫に別れをつげて病院を去ったのだった。