~ 風の伝説 ~

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<脳卒中>発症3割減 乳製品からカルシウム摂取で

2008-07-31 | Health
7月29日13時2分配信 毎日新聞

 牛乳やチーズなどの乳製品からカルシウムを多く取る人は、ほとんど取らない人に比べて脳卒中の発症率が約3割少ないことが、厚生労働省研究班の大規模調査で明らかになった。国際医学誌電子版に今月掲載された。日本人の死因3位の脳卒中予防につながる成果で、牛乳なら1日130ミリリットル前後、スライスチーズなら1~1.5枚で効果が期待できるという。

 研究班は、岩手、秋田、長野、沖縄の4県在住の40~59歳の男女約4万人を、90年から12年間追跡し、食事など生活習慣と発病の関係を分析した。

 02年までに、1321人が脳卒中を発症。乳製品から取ったカルシウムの量で5グループに分けると、1日の摂取量が平均116ミリグラムと最も多いグループは、ほぼゼロのグループに比べて脳卒中の発症率が0.69倍にとどまった。大豆製品や野菜、魚など、乳製品以外から摂取したカルシウムでは、効果はみられなかった。

 研究班の磯博康・大阪大教授(公衆衛生学)は「カルシウム摂取が多いと血圧が低くなるため、脳卒中予防につながったのではないか。乳製品は他の食品よりも腸での吸収率が数倍高く、効率良くカルシウムが取れたようだ」と説明する。

 一方、心筋こうそくなど心疾患の発症率は、カルシウム摂取の有無と関連がなかった。乳製品に多く含まれる飽和脂肪酸によって心疾患の発症率が高まり、カルシウムの効果が打ち消された結果と考えられ、乳製品の食べすぎは逆効果になる可能性が高い。また、サプリメントのカルシウムの効果は不明という



カルシウムで脳卒中リスク3割減=特に乳製品-厚労省研究班 - 時事通信


脳卒中ホームページ - 予防法など。厚生労働省
脳卒中危険度チェック - NO!梗塞.net
脳卒中 - 症状一般的な治療法。Yahoo!ヘルスケア

野茂引退「悔い残る」苦渋の決断

2008-07-19 | News & Diary
7月18日10時2分配信 日刊スポーツ

 トルネード投法で日本人メジャー選手のパイオニアとなった野茂英雄投手(39)が現役引退を決めた。野茂は今季ロイヤルズでメジャーに3年ぶりに復帰したが結果を出せずに自由契約となり、その後も獲得に乗り出す球団は無かった。「プロ野球選手としてのパフォーマンスは出せないと思う」として引退を決断した。日米通算201勝(155敗)、米オールスター戦先発、メジャー両リーグでのノーヒットノーランなど数々の記録を残したトルネードは、多くの人々の心に鮮烈な記憶を残した。
 野茂がついに引退を決めた。現在、米ロサンゼルスにいる野茂は、最後まで現役復帰の道をさぐっていたが、満足行くボールが投げられないと判断した時点で、決断をした。
 「リタイヤすることにした。自分の中ではまだまだやりたい気持ちが強いが、自分の気持ちだけで中途半端にしていても周りに迷惑をかけるだけだと思った」と話した。06年にホワイトソックスの3Aのキャンプ中にひじを痛めた。夏に手術し、約1年半をリハビリに費やした。昨年オフには、ベネズエラのウインターリーグにも参加。「もう1度、どうしてもメジャーのマウンドに戻りたい」と気持ちを話した。
 野球が本当に好きな選手だった。今季招待選手としてロイヤルズのキャンプに挑戦し、不死鳥のように3年ぶりにメジャー復帰した。だが、痛めた右ひじは、完治していなかった。ストレートは140キロを超えることはなく、フォークボールにキレは戻らなかった。慣れない中継ぎで打たれ、4月20日に戦力外通告を受けた。最後にKOされた日、ロッカールームで目を赤くしていた。何か期するものがあったのかもしれない。
 野茂の魅力は、大きな体を背番号が見えるほどひねり、ふりほどく力を利用しながら真っ向から投げ降ろすトルネード投法だ。「自分で小さいころから投げていて身につけました」という。たぐいまれな柔らかい筋肉が独自のフォームを支える秘密だった。観察力にすぐれ、頭も良かった。
 1990年に近鉄入りすると、1年目から最優秀選手などを獲得。そしてメジャーへの挑戦。95年にドジャースに入団。速球とフォークボールを武器にオールスター戦先発など1年目から大活躍し、前年のストライキの影響で関心が失われていた大リーグを救った。「ノモマニア」と呼ばれる熱狂的なファンも生まれ、新人王に選ばれた。「ノモは日本の最高の輸出品」(当時のクリントン大統領)ともいわれた。奪三振王。ナショナル、アメリカン両リーグでノーヒットノーランを記録する史上4人目の快挙も達成した。ドジャースで地区優勝もした。快挙はそのまま伝説になる。黙々と投げ続ける姿、その生き方が心に残る選手だった。
 野茂は「引退する時に悔いのない野球人生だったという人もいるが、僕の場合は悔いが残る」と言った。野茂らしい正直な言葉だ。
 将来的にはアマチュアの指導者も含め、野球に携わっていくことは確実だ。「いつまでも投げていたい。草野球の投手でもいいんです」と言ったことがある。自身がオーナーのNOMOベースボールクラブもある。開拓者は、また夢を見つけて、追い続けることになるのだろう。


野茂英雄 - 個人成績、プロフィールなど。MAJOR.JP
野茂の記録の物語 - OCNスポーツESPA
NOMO Baseball Club - 野茂が設立したアマチュア野球チーム
野茂英雄 - ニュースと成績。スポーツナビ