~ 風の伝説 ~

プライベートの趣味ブログです♪
ランダムですが、いろいろ書き込んでいきますので良ければご覧下さいな(^^v

離岸流(リップ・カレント)

2006-07-29 | News & Diary
「離岸流」に気をつけて!
「離岸流」
海水浴で突然、強い流れに捕まり、沖へ流されそうになった経験はありませんか?
離岸流は専門家の間ではよく知られている。砂浜から沖ヘ向かって、幅30~50メートルの海水の流れの帯が数百メートル間隔で並ぶ現象で、遠浅で外洋に面した長い砂浜で起きやすい。 打ち寄せる波の量が場所によってわずかずつ違うことから起きるといいます。秒速は毎秒1.2メートル。バルセロナ五輪で優勝した岩崎恭子さんの優勝タイムですら毎秒1.36メートルだったことからも、一般の人がこの流れに逆らって岸に戻るのは不可能に近い。発生場所や流速は、その日の波高や波の周期で変化し、砂浜からでは波に覆われてよく分からない。逃れるには、落ち着いて岸に沿って離岸流を横切るか、泳ぎに自身のある人は45度の角度で泳ぐ。よく注意して見ると、離岸流の部分はゴミが集まっていたり、波の裂け方が少ない。捕まったらとにかくあわてないことです。



リップ・カレント ~ 岸から離される沖に向かう流れに注意!
岸から沖合への海水の流れをリップ・カレント(離岸流)と言います。波の運動で沖合から岸に運ばれた海水は行き場を失い、岸と平行に流れた後、ある特定の場所で急に沖合に向かって流れ始めます。ところが、この流れの中にいることに気付かずに、懸命に陸に向かって泳ごうとして、体力を消耗したり、しばしば、痛ましい水の事故の原因となっています。岸に向かって泳いでも近づかない、あるいは、遠ざかるような場合は、リップ・カレントの中にいるかもしれません。こんな時には、海岸と平行に泳いでみてください。リップ・カレントの幅は狭いため、この流れのから逃れることができるでしょう。
リップ・カレントは全国の沿岸海域で確認されています。事故に遭わないためにも、マリンレジャーを楽しむ前に、地元の海浜管理者等の詳しい人に確認するようにして下さい。(かいほジャーナル第3号2000年夏号 より)
 リップ・カレントは常時同じ場所に存在する物ではなく、風・波浪・海底地形などのある一定条件が揃った時・所に発生し、条件が破れれば消滅します。砂浜海岸で他の場所と較べて粒の粗い小石が目立つところは、浜を洗い流す強い流れがあることを示し、リップ・カレントがしばしば発生している可能性が高いところです。

10円玉で蚊、撃退 日本銅センター

2006-07-25 | News & Diary
10円玉でボウフラを撃退?
 10円玉でボウフラを撃退?――銅を水に入れておくと、蚊が発生するのを防ぐ効果があることが、非鉄金属大手などでつくる日本銅センター(東京都)の実験でわかり、今年から屋外で実証実験を始めた。殺虫剤が効きにくい蚊にも有効だという。
 「墓地の花入れに10円玉を入れると、蚊がわかない」という言い伝えを銅センターの担当者が知って、日本環境衛生センターに実験を委託した。
 まず「ヤブ蚊」ともいわれる一般的な蚊、ヒトスジシマカの幼虫(ボウフラ)を銅製の容器で飼ったところ、すべて羽化せずに死んだ。一方、ガラス製の容器では9割が羽化して蚊になった。
 次に、都会で1年中発生するチカイエカで実験した。この蚊の幼虫で殺虫剤に抵抗性があるものを、繊維のように細い銅線と一緒にガラス容器に入れたところ、やはり全滅。入れない場合は、8割が羽化した。
 銅を入れた容器の水からは銅イオンが検出された。濃度は最大約1ppmで人体には無害という。
 銅センターは今年6月、兵庫県西宮市の公園で実証実験を始めた。銅センターの斎藤晴夫・技術開発部長は「ボウフラが死ぬメカニズムの解明はこれから」と話す。
 銅には微生物を殺す効果があることがわかっており、抗菌グッズも市販されている。抗菌力は銅のさび(緑青)が出ていない方が強いため、10円玉を庭先の水たまりなどに入れて蚊の防除を試す場合は、「きれいな硬貨がお勧め」という。

【asahi.com 2006年07月21日】




http://www.asahi.com/science/news/TKY200607210521.html

気候変動+2℃の世界

2006-07-25 | News & Diary


「気候変動+2℃の世界」 
~今、行動を起こさないと、人類は危ない!~ 山本良一 先生
日本TV『世界一受けたい授業』 ~2006年7月22日放送より~


地球温暖化がこのまま進むとどんな世界になるのか想像がつきますか?

■地球温暖化の原因とは?
地球温暖化は我々人類に原因があります。
我々が使用する石炭・石油・天然ガスの大量燃焼によって、空気中に温暖化効果ガスが排出されます。
もう一つの原因は森林の伐採です。

■地球の温暖化を防ぐ方法とは?
我々日本人は、1人当たり二酸化炭素を空気中に年間10tぐらい出しています。
海や森林の地球の生態系が炭酸ガスを吸収できる量は、年間120億tです。
120億tの炭酸ガスを世界の人口65億で割りますと、1人が年間に放出できる量は2tになります。つまり、現在の量の5分の1にすれば温暖化は進みません。

■2004年に0.8℃気温上昇した結果起きた事とは?
サンゴが白くなってしまいました。
海水の温度上昇を察知すると、体内で栄養分を作っている藻を追い出します。
栄養分を失ったサンゴは、白くなり最後は死滅してしまいます。
その結果、サンゴを食べる魚まで住みかを失います。
すでに沖縄の海でも被害が広がり、50年後には全世界のサンゴが壊滅すると言われています。

■地球の平均気温が+1.5℃になるのはいつ?
2016年に+1.5℃を突破します。その結果、水不足で苦しむ人が世界中で急増します。地面や海面から蒸発する水が増え、大気はバランスを崩し、雨の降り方が変わってしまいます。
大雨になる場所もあれば、極端に雨が降らず、干ばつになる場所も増え、水不足が深刻化します。水不足で苦しむ人は、数十億人に上ると予想されています。

■2016年、地球の平均気温が1.5℃上昇したらどうなる?
既に、温暖化は進んでおり、北極の氷は、明らかに小さくなっており、結果、エサや住む場所を失ったホッキョクグマの絶滅が危惧されています。

■壊滅的な影響を受ける平均気温+2℃を超えるのは?
2028年です。
南極の氷も溶け出し、海面が上昇します。
更に、海面が温められ、体積が増え、その結果、約50cmの海面上昇が予測されています。
世界中の沿岸部では、高潮や洪水被害が急増、2600万人が被害を受け、住む場所を失うと言われています。

■地球の平均気温が+2℃を突破したら?
蚊の生息する地域が広がり、マラリアなどの感染症患者が急増する恐れがあります。日本人には、免疫がないので、感染すると死亡する可能性が高いと言われています。 穀物が不足し、食糧危機に陥ります。
水不足の影響で、作物が育たなくなり、小麦や米、トウモロコシなどの穀物の生産量が激減、物価は高騰します。

■アメリカ、中国、日本、南アフリカ共和国の4カ国の中で穀物不足で食糧難になる可能性が一番高い国は?
日本です。
日本は、先進国の中で一番穀物自給率が低い国なんです。

■地球温暖化の危機を回避する方法とは?
我々の生活の仕方を環境にいいものに変える事です。
例えば、風力発電や太陽光発電などのクリーンなエネルギーの導入、または、省エネの家電や、ハイブリッド式の車など、環境負荷のより少ないものを購入する、グリーン購入を率先して行うことが非常に重要です。
更に、皆さんが簡単に出来る事は環境に優しいモノ、エコプロダクツを生活に取り入れる事です。携帯電話の部品を再利用して作られ、紙に穴を開けて留める針を使わないホチキスや、撥水加工を施した紙を使用しているので、水が漏れないため発砲スチロールの代替品として注目されている超撥水性ダンボールなどです。
また、何度でも再利用できるプリンター用紙も登場しています。
印刷された文字が熱で消えるので少なくとも1000回以上の再利用が可能です。
普通の紙に比べて1000回のコピーで計算すると炭酸ガスの放出量が6kgも少なくなります。

■エコプロダクツを買うと、地球温暖化は食い止められるのか?
エコプロダクツを社会に普及させれば、社会全体から出ている、環境負荷が減少します。
気温上昇+2℃というのは、人類が超えてはならない一線を具体的に示した数字と言われています。
この未来予測は、決して動かせない運命ではなく、我々が運命を選び取る事が出来るのです。
しかし、そのためには、我々の努力が必要なのです。
皆さんの力で、未来を変えていきましょう。