夕陽丘

時事問題とロースクールの日常など

◆荒れる政局2006,序盤戦

2006年01月15日 23時03分55秒 | 新司法試験日記
 小泉劇場最終章。永田町はすでにヒートアップしているようだが,マスメディアが煽るおかげで一般国民も政治から目が離せない。昨年の熱を引きずって今年も一年,政治が暑そうである。

 ひとつの山はもちろん9月の自民党総裁選。

 これに埋没しまいと民主党が仕掛ける。ところが党内は自民党以上にガタガタ。ついに前原代表は,路線統一ができなければ次期代表戦には出馬しないと表明した。これに対し,横路副議長以下の左派は小沢氏を軸に対抗していく素振り。管グループも水面下で動く。

 この全体が計算された行動なら民主党も役者ぞろいだなあと感心するけれど,その可能性はないでしょ。


 さて,自民党。

 「自民新人有志が無派閥サロン結成へ」,というニュースが13日に出た。小野次郎氏,近江屋信広氏,中川泰宏氏,長島忠美氏,安井潤一郎氏ら5人が新人83人を対象に「無派閥新人サロン」なる情報交換会のようなものを作るという。

 報道によれば,国会日程や冠婚葬祭への対応などで情報交換をするという。20日に初会合,その後の方針を決めるようだ。派閥ではなく,すでに派閥入りした議員も対象とするという。

 既存の派閥が新人の勧誘合戦を繰り広げる中,現執行部が描く新しい自民党のためには派閥入りにブレーキをかける必要もあったのだろう。

 そんな中,今日もタイゾー議員はブログでタイゾー節に磨きをかけている。おいおい,そんな内容でいいのか,と外野で心配してしまうほど弾けている。

 いや本当に,彼は自民党にとって切れ味のいい諸刃の刃ですね。



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1 コメント

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年頭から荒れるか? (茶陶遊人の部屋)
2006-01-18 20:52:50
こんばんわ、TB有難う御座います。早速お邪魔しました。何か急に世の中がさわがしくなってきました。ホリエモンの事や、耐震事件の小島社長など、政治がらみの様相が見え隠れ、今日の市場は売りが殺到し、パンクの状況で大混乱、そんな日に自民党大会、小泉さんには最後?の大会になり、「改革の加速が責務」と訴え、武部さんも「この一年は極めて重要な年になる」と結束を訴えるなど報道され、国会が始まる来月からは、国民として目が離せません。
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