『北風と太陽』というおとぎ話がある。
この話、教訓としては「力技だけじゃダメなんだぜ、頭を使おう」みたいなことを言わんとしてると思うのだが、
オレはそこに若干の違和感を感じる。
なぜかというと、この勝負において北風はどうあがいても太陽に勝つ術が無かったと思えるからだ。
この勝負ではマントを脱がすために、北風は自分の“風”という特徴を活かして風でマントを吹き飛ばそうとした。
そして太陽は自分の“暑さ”という特徴を活かしてマントを脱がそうとした。
このときに両者とも自分の能力でできることを最大限やっている。
結果は太陽が勝利する形にはなったのだが、それではこのときに北風に勝機があったかというとほとんど0に近い。
つまり北風の持っていた能力でははじめから勝つことは不可能。
何を頑張ったって努力すること自体無駄なのである。
だからここで北風がやったことを責めるべきではないと思う。
太陽が「頭いい」と思われているが、これは偶然の結果。
彼らの能力に“差”なんてない。
あったのは“適していたかどうか”だけである。
よって、この話の教訓は「頭を使え」ではおかしい。
しいていうなら「自分の能力の活かしどころを考えろ」のほうが正しいと思う。
この話、教訓としては「力技だけじゃダメなんだぜ、頭を使おう」みたいなことを言わんとしてると思うのだが、
オレはそこに若干の違和感を感じる。
なぜかというと、この勝負において北風はどうあがいても太陽に勝つ術が無かったと思えるからだ。
この勝負ではマントを脱がすために、北風は自分の“風”という特徴を活かして風でマントを吹き飛ばそうとした。
そして太陽は自分の“暑さ”という特徴を活かしてマントを脱がそうとした。
このときに両者とも自分の能力でできることを最大限やっている。
結果は太陽が勝利する形にはなったのだが、それではこのときに北風に勝機があったかというとほとんど0に近い。
つまり北風の持っていた能力でははじめから勝つことは不可能。
何を頑張ったって努力すること自体無駄なのである。
だからここで北風がやったことを責めるべきではないと思う。
太陽が「頭いい」と思われているが、これは偶然の結果。
彼らの能力に“差”なんてない。
あったのは“適していたかどうか”だけである。
よって、この話の教訓は「頭を使え」ではおかしい。
しいていうなら「自分の能力の活かしどころを考えろ」のほうが正しいと思う。