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オススメ度 ★★★☆☆
キュンキュン度 ★☆☆☆☆
脚本 ★★☆☆☆
キャスティング ★★★☆☆
チュ・ジフン主演ですが、他の人も結構目立ちます。チュ・ジフンは、128シーンあるうち128シーン以上出ているほど出ずっぱりだったそうですが、そこまで目立たないような。
王はキム・ガンウ。キム・ガンウ演じる王は暴君として知られる燕山君(ヨンサングン)。そして、その王に側近として仕えるのが、チョン・ジフン演じるイム・スンジェ。どちらも実在の人物だそうです。異常なほどの性欲の燕山君のために、朝鮮全土から一万人の美女たちを王宮に集め、王の好みに合う女性となるよう性教育を施していくというもの。。。美女たちを集めてくる全権をもつのは、イム・スンジェら指紅使(チェホンサ)。
裸が沢山出てくるので、19禁のエロい映画の分類なのでしょうが、いわゆる男と女の情愛にからんだエロはほとんどないので、ちょっと毛色は違います。…情愛抜き(?)のレズシーンが多いかな…。私は女優じゃないけど(女優にはなれないだろうけど)女優になったとしても、男性との絡みはよくても、レズシーンはできないわー。皆さんの女優魂に脱帽です。…と、ここまで書いて気づきました。主演の女優二人はソン・スンホンとの「情愛中毒」で脱いだイム・ジヨンと、「アトリエの春、昼下がりの裸婦」で脱いだイ・ユヨンなのですね。そうきいて脱ぎっぷりに納得ですが、イヤーここまでとは。。
エンディングは、私としては「え?!」という感じでした。ホッとできるといえばできるけど、個人的にはあんまり納得できるエンディングではないかも。
監督はミン・ギュドン監督。ジフニとは、「キッチン」でも「アンティーク~西洋骨董洋菓子店」でも仕事をしています。と、ここまで書いて知りましたが、「オガムド」や「僕の妻のすべて」も、ミン・ギュドン監督なんですねー。これまで割と女性目線で綺麗な映画を作ってきた監督が、権力に女性が翻弄されていた時代を描こうとしたのは何となくうなずけます。
でも、何となく筋書きがそんなにしっかりしていない気もして、これまでのミン・ギュドン監督の映画とも少し違うかな?まあ、観るときは、一人かカップルで観るのがおすすめ。女友達同士や親子で観るのは気まずくなるので厳禁ですf(^_^;
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