ダンマリ一家のお喋り嫁日記

母サラリーマンしています。中学生の一人息子と3人暮らしです。

残せるもの

2010年11月05日 21時40分03秒 | 日々思う事
こんばんは~。
先日正岡子規の本の話をしていましたが、その次読もうと借りていた本は、杉浦日向子の本でした。
彼女もそう言えば若く(40歳代だったけど?)亡くなった人ですね
NHKの「お江戸でござる」と言う番組が結構好きで、30分くらい寸劇をやって、その劇のテーマについて江戸を語る時に彼女が出てくるんです。
ホワっとしたイメージなのに、江戸の粋が染み付いている人でしたね。
彼女のソ連(ソバ好き連合だったかな?)を真似て、下戸の旦那と結婚前に蕎麦屋で日本酒とだし巻き卵なんかつついてましたね。
あとで知ったのですが、35歳頃漫画を描くのを止めて江戸評論家になったのも、病気で漫画を描く体力が維持できなくなったからとか。
その後45歳頃「お江戸でござる」降板し、1年くらいして亡くなってしまうんです。
さすがに正岡子規まではいかないけれど、ちょっと続いている感じがしてなりません。
しかし・・死が近付きつつあることを体感しながら生きるってどういうもんなんでしょうね。
そんなに重たいものを抱えて、世に何かを残せるって凄いことだと思います