めしのまずさ

向かいのおばあさんが亡くなったのだけど、昨夜のひいばあは食事中その話題を振って来た。
何でもそのおばあさんは先週後半あたりから具合が悪くなってきたのに、病院に行きたくないって言って、昨日何も食べず飲まずになり、家族がびっくりして救急車を呼んでそのまま帰らぬ人になったのだそうです。
『病院に何故行かなかったんだろな』(もちろん標準語訳)とひいばあ。
私が『病院嫌いなお年寄は多いですよね』と自分の祖父を思い出しつつ言ってみると・・『病院はメシがまずいからだよ』
入院してもご飯をガンガン食べるつもりのひいばあは、向かいのおばあさんより年長でも全然滅びる事はないのだ。

去年の１月に肺炎で入院した時も、まず持って来いってリクエストしたのが醤油だったもんね。

隣組って理解に苦しむね

ここらへんは隣組なる仕組みがまだ全然残っているところです。
だから私の披露宴にも、近所のおっさんがいっぱい呼ばれていた。
席次表に『新郎の近隣』とか書いてあって、滅茶苦茶変だぁと思っていました。

昨日向かいのおばあさんが亡くなりました。
家に帰ると、じいちゃんは向かいの家に行っていて居らず、これからの行事の日程を決めに行っていると言われました。
それって変ですよね～。
お葬式の日取りとかって身内だけで決めるものなんじゃないの？
でもここらへんでは、身内・親戚・隣組が集まって決めるものなのだそうです。

もちろんそれだけ人が集まるのだから、当然宴会です。
これから納棺式、お通夜、お葬式・・と、みな何度も集まって、その度宴会です。
きゃ～支度する人も死ぬね～。