静かな場所

音楽を聴きつつ自分のため家族のために「今、できることをする」日々を重ねていきたいと願っています。

モーツァルト・セラピー

2010年03月14日 12時47分54秒 | Dialy
「被災」からぼちぼちと「復旧」しつつある我が家です。

 今日は、戸外に出ると、なんとも気持ちの良い陽光、そして温かい風が吹いています。
 年度末多忙期に入って、「奥の院」でのんびり音盤や映像を鑑賞する時間もなく、それでも、昨夜はスウィトナーのベートーヴェン/交響曲第2番だけは無理やり聴いて(週末に仕事だけして寝るなんてアカンでしょ)、早々に寝ました。おかげで、今朝は3時半にパッチリ目覚めて「早朝仕事」できました。それも、6時に起きてきた子ども達の乱入によって中断。あ~、今日は一日が長いです。早起きはなんとかの得って言いますが、本当に、時間の余裕が出来るのがいいですね。
 カミさんの体調もぼちぼちと上向いていて、家事も少しずつやっています。不眠の方は、ほとんど改善されました(薬はまだ飲んでいます)。でも、まだテレビ・ドラマを見れない、車の運転は数百メートル程度、買い物するとドッと疲れる、などなど・・・本来の姿にはほど遠いようです。子ども達の操作でテレビやラジMDから出る大音量もけっこうキツイみたいです。
 で、最近、彼女が好んで聴いているのがヒーリング系のクラシック・オムニバス・アルバム。クラシックにはほとんど見向きもしなかったカミさんが、今、クラシックしか聴けない情況で、これはやっぱり「病気」なんでしょうか?中でも、カミさんが特に気に入っているのがモーツァルトの緩徐楽章ばかりを集めた「モーツァルト・セラピー」ってアルバム。レンタル・ショップで借りたものです。ふだんだったら、間違いなく眠気をさそうようなラインナップを、「癒される」と何度も流しています。
 本人の談によると「『聴いている』とは言えないけども、『聴こえている』と、なんか心地良い」とのこと。音楽のヒーリング効果って、やっぱりあるのですね。自分としては、例えばモーツァルトの交響曲やソナタなどを聴いていても、どちらかと言うと緩徐楽章にはあんまり惹かれなかったのですが、その楽章にも確かに「力」はあったのですね。今まで「ついでに」聴いていたことが多かったかも知れない、それらの楽章を「見る目」(聞く耳?)が変わりました。昨日は、セラピー盤第2集を自前で選曲して作成しました。速いテンポの曲や起伏の激しい曲はダメだそうですが、「木星」(ホルスト)だけは、受け入れているようです。

 そういうわけで、まだまだ平穏無事ではない我が家ですが、二男の拒食傾向と不機嫌が影をひそめニコニコ顔を見せたり食欲が出てきたとりか、三男がやたらに大笑いして愛想良くなっているとか、明るい話も無いこともないのです。それはそうと、昨日、届いたハスキル10CDとディースカウ11CD、いつ聴くんでしょうかねぇ?




最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ナニワ)
2010-03-29 11:53:49
奥様のお具合が良くないとは、先のブログで読ませて頂いてましたが、言葉が思いつかず、こんな遅いコメントになってしまいました。
徐々に回復されておられるような・・。
お大事に・・・。
長いトンネルもいつかは通り過ぎて、長かったね~って言えるようになったら良いな・・・。


返信する
>ナニワさん (親父りゅう)
2010-03-30 06:54:19
ご心配、ありがとうございます。
カミさんは午前中は調子よくて、ほぼいつも通りに動き回れるのですが、昼過ぎから疲れが出てくるようです。それと、記事に書いたように、音(騒音)や人との会話も疲れを増すようですね。
ここのところ、私の年度末多忙期と重なって、ちょっと大変でした。
まあ、ぼちぼちと上向いています。
返信する

コメントを投稿