特別支援学校の文化祭

昨日は「けん」「りゅう」の通うＴＷ特別支援学校の文化祭でした。

いやはや、いつも思うのですが、この学校の行事の楽しいこと！
とにかく、もう先生達が「楽しみモード」全開ですから、子ども達の表情もとってもいいんですね。
いつも趣向を凝らしてますが、今回はストレッチマンの収録でイセエビマンを演じた先生が「前説」として登場。
拍手や「イェ～ィ」の掛け声をかけるタイミングなどを面白おかしく強要（？）。
続いて出てきた生徒会のメンバーによるオープニングは、あっ、これは今年の流行り「ビリーのなんとかキャンプ」のエクササイズを模したもの。
で、「本物のビリー、登場！」の声に次いで出てきたのは、等身大のビリー全身画。
で、そのうしろから現れたのは校長先生でありました（ちなみに女性）。
という訳で、型にはまった式典っぽいものは皆無です。

学習発表は小・中・高の順番に、どれも楽しく、そして感動的に見れました。

「りゅう」達、小学部の出し物（？）は「祭りだ　わっしょい！」。
法被に身を包んだお子達が神輿を取り囲んでゆったりと登場。
「りゅう」は車椅子です。
前半は前列一番端、後半は前列中央と、なかなかエエ位置をもらってました。
お気に入りの紐に鈴がつけてあり、いつものように紐遊びをすると鈴が鳴るという、先生のナイスなアイディアでした。
入場から退場まで、終始ニコニコでいてくれたのが何よりうれしかったですね。

高等部は人数が多いので学年ごとの発表でした。
１年生は、ダイナミックな和太鼓のアンサンブルと「南中ソーラン」。
近々、県の施設でも発表する予定と言うだけあって、すごい熱演。
これって、ホンマに養護学校の発表？？？って感じもするくらいの完成度でした。

２年生は、「行くぞ沖縄！！南国パラダイス」。
沖縄の香りただよう趣のあるステージでした。
のんちゃんの明快な掛け声と打楽器のリズム、なかなか冴えてましたね。

「けん」達３年生は、最後の文化祭ということで、けっこうぐっとくる構成になってました。
オーソドックスな合唱とボディパーカッション、そして手話により構成されてました。
もちろん、「けん」には難しいものばかりですが、でも、終始、いい表情で立っていましたから、「けん」なりに「参加していた」と思いました。
「けん」にとっては最後の文化祭、１２回目のＴＷ学園祭でした。
小学部から高等部まで、12年間お世話になっているんですね、この学校には。

学習発表のあとは昼食。
「りゅう」の教室で食べさせてもらいました。
その後は、作品展示をぶらぶらと見たり、バザーでお買い物をしたり・・・。



閉会行事も、またまたノリノリのビリー・モードでＰＴＡ会長さんにも、ステージでひと汗かいてもらいました。
会長さんと言えば、ボランティアのスクール・サポーターの皆さんを、丁寧に会場のみんなに紹介されて労をねぎらってみえたのはさすがでしたね。

いろいろと感慨のあった文化祭。
そのことは、またいずれ・・・。

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