乾坤

Win書道による書と雑感を書いています。書と雑感を併せて一つの作品となればと思います。

放下

2004-12-16 07:29:31 | 
「放」と書いているうちに、「下」と書くことになってしまった。こんな言葉があるのか不安であったが、あるような気もするし、あっても良いように思った。

調べてみると、「放下」という言葉は存在した。

調子がいいと感じる日にも、二つのタイプがある。一つは、思い通りにかける時であり、もう一つは、出来上がってくるものが思ったものである時だ。

書としては、後のほうが自然に思う。今回の書も、そんな感覚で出来上がった。

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1 コメント

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ハナツ (JIRO16)
2004-12-17 10:23:24
「放」という字は、「放火」「解放」「開放」「放射」等、「ハナツ」という音の印象も含めて、何か客観的で、ドライな感じを持ちました。



「放下」、下へ放り投げる。



文字の印象の、クールな動作を思わせる中に、

lazyさんの書は、適度な湿り気を帯びているように思いました。
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