反対方向からの線 2005-04-18 09:53:48 | 書 左から右、下から上に線を書いてみる。いつものように書けない。何か不安定なのだ。 コントロールできない。そんな中に、少し緊張感の様なものを感じた。 « 無題 | トップ | 左巻 »
2 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 放つ (JIRO16) 2005-04-19 09:18:37 左から右、上から下、という「書」の一画目の仕草は、遠い点から、自分に引き寄せる。或いは、自分の心臓に近づける意識が働いているように思えてきました。それに対して、右から左、下から上は、手元、心臓から放つような意識が働く気がします。(いつもの思い込みが始まったと思ってください。)何かを放つ。手放す。離れる。その行為に対する不安があるとすれば、いつもの習慣と違うおぼつかなさと共に、放つ、離れる、無くなる事への不安を連想させるのかもしれません。それでも、その意識が習慣化されて、解き放つ事に不安を覚えなくなったら、何か今までの自分と少し違う存在が見つかるかもしれない、、、等と、私もその意識に期待してしまうのでした。 返信する 側刻 (lazy_yoshi) 2005-04-19 12:14:05 そういえば、篆刻の落款を刻むときは、普段と逆向きの方向に線を刻んで行きます。印刀で、横画を刻むときは、右から左、縦画は、下から上です。私はこのことを知らずに、落款を刻んでいたのですが、上手く行きませんでした。ある本を読んでから、そのことを知り、それからは、それなりに刻めることも多くなっていました。とはいえ、不器用なので、篆刻は上手く行きません。私は、どちらかと言うと、建設的なものよりも流動的なものの方があっているようです。 返信する 規約違反等の連絡
或いは、自分の心臓に近づける意識が働いているように思えてきました。
それに対して、右から左、下から上は、手元、心臓から放つような意識が働く気がします。
(いつもの思い込みが始まったと思ってください。)
何かを放つ。手放す。離れる。
その行為に対する不安があるとすれば、いつもの習慣と違うおぼつかなさと共に、放つ、離れる、無くなる事への不安を連想させるのかもしれません。
それでも、その意識が習慣化されて、解き放つ事に不安を覚えなくなったら、何か今までの自分と少し違う存在が見つかるかもしれない、、、等と、私もその意識に期待してしまうのでした。
ある本を読んでから、そのことを知り、それからは、それなりに刻めることも多くなっていました。とはいえ、不器用なので、篆刻は上手く行きません。
私は、どちらかと言うと、建設的なものよりも流動的なものの方があっているようです。