「萬」の文字は、もともとサソリを表す象形文字だったらしい。確かに簡略化されたサソリのような文字を甲骨文に見ることが出来る。それがいつの間にか本来の意味を失い、現在の「萬」として使われるようになった。そして、サソリを表す別の文字「蠍」が生まれた。
不思議な話だ。本来の意味を失い、全く別の意味となって生きながらえる、という事。さらに、本来の意味を引き継ぐ別の文字が生まれたこと。人の世で言うならば、自分の仕事は必要とされているのに、その仕事は他の人に移管されたということであろう。何故二つの意味を持つ字にはならなかったのだろう。
私の書いた「萬」はサソリと言うより出来損ないの亀のようだ。
不思議な話だ。本来の意味を失い、全く別の意味となって生きながらえる、という事。さらに、本来の意味を引き継ぐ別の文字が生まれたこと。人の世で言うならば、自分の仕事は必要とされているのに、その仕事は他の人に移管されたということであろう。何故二つの意味を持つ字にはならなかったのだろう。
私の書いた「萬」はサソリと言うより出来損ないの亀のようだ。
例えば、、、、、。
彼は「天使」のように思われていた。人々から愛され、親しまれていた。ところが彼は「殺人鬼」だった。人々は彼を「悪魔」と呼び変えた。でも、「天使」という「概念」は人々に必要だった。目ぼしき人を探して、彼を「天使」にした、、、、なんて、話を思いつきました、、、。すいません、、、。