乾坤

Win書道による書と雑感を書いています。書と雑感を併せて一つの作品となればと思います。

双葉

2005-04-29 07:52:46 | 
書には、塗りつぶすという行為が殆んど無い。いままで、線を引くと言うことだけで表現することを考えていた。

何となく、葉の様なものを画いているうちに、塗ると言うことを思い出す。

今日から休み。窓を開けて、洗濯を干そう。

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1 コメント

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一輪挿 (JIRO16)
2005-05-09 09:48:56
儚げな、それでいて真っ直ぐに伸びた茎が描かれていますね。



「絵心のある書」とでも言うのでしょうか。



「書」の線と「絵」の線の違いは何なのでしょう。



書の線は「刀」を思わせる鋭利な時間を感じますが、「絵」の線は、もう少し緩やかな時間を感じます。



そういえば「書」には塗りつぶすという概念は無かったのですね。



塗りつぶすという表現以外でも、この双葉は描く事が出来たかもしれませんが、日の光を沢山受けようと大きく広げた「手」のように感じるのは、やはりこの「双葉」でなくてはいけなかったのかもしれません。



一輪挿しに生けたくなるような、そんな双葉です。
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