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■「日本人と英語」を考えてゆくブログ

『熱血教師キムタツの東大英語基礎力マスター Vol.1』 木村達哉

2008年04月08日 | 記事

 先日、アマゾンで本書を注文していたのですが(なぜか近くの書店には置いていないんですよね)、今日それが届きました。著者は木村達哉先生。灘中学・高校の英語教師です。



 それでは、まずは本書の内容紹介をアマゾンから引っ張ります。

中学英語のエッセンスのみを抽出し、復習することで基礎英語力を養成。毎日約1時間の勉強を7日間、合計1週間で終了。第1~3日(名詞・動詞・形容詞・副詞の復習)では、暗記すべき単語と確認ドリル、第4~7日(品詞・文法)では、解説とチェックポイント、確認ドリル、実践ドリルで構成。

 本書を使う際にこれだけは押さえておかないといけないなと思ったのは、これを1週間(7日間)でやりきることです。基礎的な単語や英語の構造をきちっと押さえておくことが英語学習の基本ですが、そのほとんどは中学英語までに登場しています。英語の基本が中学英語にあるとするならば、英語が苦手な高1や高2、あるいは高3の生徒はまずは中学英語を100%にすることから始めなければいけません。本書はそれを7日間でやっていまおうというわけですから大変ですが、本書は100ページにも満たない構成(全87ページ)になっており、分量的にはパッと見た感じでは多くないと生徒たちは感じるのではないかと思います。ということは手にとってやってみようかなと思っちゃうわけです。しかし実際にやってみれば分かるように、薄い本とはいえ、結構な分量があることがわかります。これだけの量を一定期間(7日間)に集中的に行うことによって、またその中で間違えた問題に繰り返し取り組むことによって本書から得られるものは大きいと思います。
 本書のタイトルから察するに、この後Vol.2、Vol.3とシリーズ化されるのでしょうか。だとすれば、それらをすべて揃え、英語をがんばってみようと思いながらも、何から手をつけていいのかわからない生徒にはぜひとも紹介していきたいと思っています。続編が期待されるところです。

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書籍:熱血教師キムタツの東大英語基礎力マスター Vol.1 徹底復
著者:木村 達哉
出版社:講談社
発売日:2008/04
ページ数:87頁
定価:¥ 630 (税込)


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