気ままに戯言 ・・・

日々の出来事であったり、見聞きしたものへの感想であったり、時には不動産の知識や裏話であったり、気ままに書き綴ります。

一日も早い復興を・・・

2018年07月10日 | off course
 大雨なんていうのは今迄に何度もあったけれど、酷いですね、今回の西日本を襲った豪雨は・・・。まるで地震による津波のようにあれだけの家屋が押し流され、崩壊してゆく光景は今迄に無いほど凄まじく、目を覆いたくなる状況でした。これによる犠牲者はなんと200人にも上る気配だそう・・・。東日本大震災の津波トラウマからようやく解放されつつあった昨今なのに、ここのところまたまた各地で地震が続いたり、雨による崖崩れ等があったりして嫌な予感はしていたものの、まさか豪雨によってこんな津波並みの被害が出る災害に見舞われるとは、思ってもみないことでした。それも中心は広島・岡山。日本全国、安心できるところなどないですね。

 東日本大震災以降は海側が敬遠されました。その後、幾つかの雨災害では崖崩れがあり、今度は山側、丘陵地が敬遠され、今度の災害の要因は “川” です。海・山・川・・・、これは何処へ行ったって住んだって何かしらある訳で、「何があってもウチは大丈夫!」なんてところは恐らく、この日本にはないのでしょう。地震が起こって津波を見れば高台へ・・・、丘陵地で崖崩れが起きればやっぱり平地へ・・・、川が氾濫して海と化せば「川の近くは御免!」・・・。何か事ある毎にそんな感覚を持ってしまうのが人間の常ですが、長い目で見た結果論としてはそうした感覚・考え・・・まこと短絡的なのでしょうね。

 何処に住んでも一番に重要なのは、何らかの災害が起こった時にすぐさまそれを回避できる “避難先” を常に頭の中に描いているかどうか、だと思います。山の方だって崖崩れだけでなく、ここ静岡東部地区は富士山の噴火だって想定しなければなりません。まあ、頭に描いていても想定していても逃げきれる保証などはないのですが・・・。平穏な生活を送っていた家族が予期せぬ災害で、一瞬のうちに奈落の底に突き落とされてしまう・・・、天災とはそんなもの・・・と言い切ってしまうにはあまりにも結果が悲惨で衝撃的過ぎます。家族を失われた被害者の方々には言葉の掛けようもありませんが、西日本各地被害者の皆様、一日も早い復興を、心から願っております。


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