今日、お客様の問合せ電話の中で、こういう質問がありました・・・
「貴社で販売している某土地物件ですが、現在周囲で売られている幾つかの物件に比べ、坪当たりの単価がちょっと高いように思います。物件的には気に入っているので欲しいのですが、同等の単価まで下げることは可能ですか?」・・・と、こう仰られます。
それに対して私はこう答えます・・・
「周囲にある販売中物件は私もすべて把握しております。しかし、比べてみて頂けますか? 他物件に南面道路物件はありません、こちらだけです。周囲にはA・B・C・Dと四つの物件がありますが、整形地ではない西道路の物件、道路との高低差がある堀車庫の物件、或は敷地面積が狭い物件もあって・・・ここは一種低層ですので住宅面積が限られてしまいます。そして狭い通路を出入りする敷地延長物件。A~D物件全てにはこうしたマイナス要素があり単価が安いのです。同エリア内で比較した時、弊社販売中の物件にそうした欠点はありません。その差が “ちょっと高い” というのは当然なのです。」
同じエリアだから同一単価、は有り得ません。接面道路が南道路以外であれば、敷地面積にもよりますが日当たりに支障をきたすでしょうし、南面道路物件の評価が高いのは当たり前のことで、だからこそ、このお客様も他物件に比べてこちらの方が良いと思って頂けたのでしょう。そこがコストに結び付くのは当然で、その差がちょっとだけなら逆にお買い得・・・が普通の解釈と思われます。私の回答に対して「なるほど・・・」と一応は理解して頂けましたが、まあ、ちょっとでも安く買いたいという心理は買主様として誰もが持つお気持ちですので、これは「分かっちゃいるけど一応イチかバチかで!」というお客様の “交渉” だったのでしょうか?
お客様にはそれぞれ予算があり、土地に対しては幾らまで・・・との胸算用があると思います。自分の気に入られた物件がその予算をオーバーしたなら、あくまでも私でしたら、ですが、そのオーバー分を建物の節約で賄います。家は消耗品であり年々資産価値を失い、20年以上も経てば評価はゼロ同然となりますが、土地は多少価格の上がり下がりがあろうとも、資産として残ります。出来る限り条件の良い土地を購入するということは資産価値の保全そのものなのです。その場その場の損得だけで考えず、長い目で見て損をしない不動産の購入を判断されるべきと思います。
「貴社で販売している某土地物件ですが、現在周囲で売られている幾つかの物件に比べ、坪当たりの単価がちょっと高いように思います。物件的には気に入っているので欲しいのですが、同等の単価まで下げることは可能ですか?」・・・と、こう仰られます。
それに対して私はこう答えます・・・
「周囲にある販売中物件は私もすべて把握しております。しかし、比べてみて頂けますか? 他物件に南面道路物件はありません、こちらだけです。周囲にはA・B・C・Dと四つの物件がありますが、整形地ではない西道路の物件、道路との高低差がある堀車庫の物件、或は敷地面積が狭い物件もあって・・・ここは一種低層ですので住宅面積が限られてしまいます。そして狭い通路を出入りする敷地延長物件。A~D物件全てにはこうしたマイナス要素があり単価が安いのです。同エリア内で比較した時、弊社販売中の物件にそうした欠点はありません。その差が “ちょっと高い” というのは当然なのです。」
同じエリアだから同一単価、は有り得ません。接面道路が南道路以外であれば、敷地面積にもよりますが日当たりに支障をきたすでしょうし、南面道路物件の評価が高いのは当たり前のことで、だからこそ、このお客様も他物件に比べてこちらの方が良いと思って頂けたのでしょう。そこがコストに結び付くのは当然で、その差がちょっとだけなら逆にお買い得・・・が普通の解釈と思われます。私の回答に対して「なるほど・・・」と一応は理解して頂けましたが、まあ、ちょっとでも安く買いたいという心理は買主様として誰もが持つお気持ちですので、これは「分かっちゃいるけど一応イチかバチかで!」というお客様の “交渉” だったのでしょうか?
お客様にはそれぞれ予算があり、土地に対しては幾らまで・・・との胸算用があると思います。自分の気に入られた物件がその予算をオーバーしたなら、あくまでも私でしたら、ですが、そのオーバー分を建物の節約で賄います。家は消耗品であり年々資産価値を失い、20年以上も経てば評価はゼロ同然となりますが、土地は多少価格の上がり下がりがあろうとも、資産として残ります。出来る限り条件の良い土地を購入するということは資産価値の保全そのものなのです。その場その場の損得だけで考えず、長い目で見て損をしない不動産の購入を判断されるべきと思います。